「Xファクター」負の予兆!?
1位阻止され、ゲイ告白迫られ
いよいよスタートした人気オーディション番組「Xファクター」の最新シリーズ。しかし、今回はいつもと様子が違う。ダニー・ミノーグ(38)が前半戦に産休しているのはいいとして(どうでもいい存在?)、問題なのは、シェリル・コール(27)の長期欠席。番組ボス、サイモン・カウェル(50)とのツー・トップである目玉が、コール選手との結婚破綻→急接近した米ダンサーとタンザニア旅行→マラリア罹患で緊急入院。結果、番組に大穴を開けるという誤算。
一方、最終選考に残った20人余りの選抜者たちは、宿泊先のホテルで5時間にわたって酔って暴れまわり、数名が警察官に連行される騒ぎを起こす。そうそう、番組出身のJLSは、全米進出を狙ってはるばる海を渡ったが、ブレイクどころかひびさえ割れずにトンボ帰り。帰国の理由は「ホームシック」って……。最近、露出が激しい新人グループ、ウォンテッド登場で、このままダダ崩れか。
そんな、暗雲立ち込める「X」の予兆となったのは、昨年度の優勝者、ジョー・マッケルデリー(19)のクリスマス・デビュー・シングルの1位阻止運動。結局、対抗馬に軍配が上がり、2週目にジョーがトップを奪回してはいても、「敗北感」だけが残った。おそらく今後ずっと、彼にはこの逸話がついてまわるに間違いない。そうかと思ったら、つい2カ月前には「成り済まし」ハッカーにツイッターで虚偽のカミングアウトをされ、前から噂のあったジョー自らが、火消し、いや便乗? の「ゲイ告白」。こんなカタチでセクシャリティーをわざわざ公表しなきゃならないなんて、先の「1位阻止」と合わせて、なかなか世間も手強いものだ。とにかく、ジョーと「X」の今後を占うのは、10月発売のデビュー・アルバムの売れ行き次第のようだ。