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Thu, 21 November 2024

トム・フェルトン - Tom Felton

ハリポタいよいよ完
「子役」からトランジット可能?

シリーズ最後となる映画「ハリー・ポッターと死の秘宝」の2部作前編が、19日から公開される(後編は来年7月に公開予定)。1作目の「ハリー・ポッター賢者の石」(2001年)から数えて7作目、ちょうど10年の歳月が経った。

最初は小・中学生だった「ホグワーツ魔法魔術学校生徒」の子役たちも、当然のごとく今では成人。この間、主にハリポタ役のダニエル・ラドクリフ(21)や親友ウィーズリー役のルパート・グリント(22)、ヒロイン的存在ハーマイオニー役のエマ・ワトソン(20)たち、メイン3人の成長ぶりが注目されてきたが、身長が若干伸びたのと(ほとんど伸びてないようにも見えるが)、女子大生のエマがベリー・ショートにしたくらいで、さほど変化は見られない。撮影はすべて終了したとはいえ、映画の宣伝巡業や公開がまだ残っているし、「10年間のアカ」はなかなか取れないだろう。

彼らに次ぐ2番手、ハリポタのライバルであるマルフォイを演じるトム・フェルトン(23)も、トランジットは難しそうだ。役のためにこの10年、日焼け、スキーなどの危険なスポーツを禁じられ、濃茶色の地毛ではなく、ほとんど毛染め金髪で通してきたトム。最近のインタビューで、ハリポタで稼いだ300万ポンド(4億円)は、「主にスケボー、服、家族と自分用のBMWを数台」に費やし、「気付いたら税務署の差し押さえに遭う寸前だった」と語る。

「みんな口を揃えて、富と名声が、失われた子供時代の埋め合わせだって言うけど、子供時代はお金で買えない」の言に、なるほど、大人に囲まれた環境の中、いやでも成長せざるをえなかった子役に、「役者」への転換を期待するほうが無理と合点。見かけは「大人」へと変わっても、中身は既に成長して「変われない」んだもの。

 

スミス京子:1997年渡英。牡羊座、O型、火星霊合星、七赤金星、左利き。好きな英国人はジョー・ブランドとジョージ・アラガイア。整形するならファーン・コットンかケイト・モス。おいおい。

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