父はサティスファクション!?
半世紀にわたり、第一線の「現役」であるお化けバンド、ローリング・ストーンズ。最近では、ロン・ウッドが「42歳下女性と不倫→糟糠の妻と離婚→恋人に暴行・逮捕→破局」報道で恥をさらしてしまったが、それでも、余裕で「ストーンズだから仕方ない」の許容範囲内。この50年ですっかり免疫がついている世間やファンは驚かない。そんなやんちゃな父親を尻目に、娘たちの大半が美しいモデルへと成長した。
一番の注目株は、昨年の「英モデル・オブ・ザ・イヤー」に選ばれ、「ヴォーグ」誌の表紙を飾った、ジョージア・ジャガー(18)。ミックとジェリー・ホールの末娘だ。彼女が化粧メーカー「リンメル」の広告に出てから、リップ・グロスの売上が40パーセント上昇したとか。最大の武器は「特大すきっ歯の前歯」だ。一方、彼女とニューヨークで一緒に暮らす姉エリザベス(26)は、モデル歴13年のベテラン。一時は日当2万ポンド(280万円)を稼ぐほどだった。その後、女優に転向したが鳴かず飛ばずでギブアップ。目下「芸術家」として活動中だ。
一方、ロン・ウッドと元妻ジョーとの娘リア・ウッド(32)は、モデルとして中程度の成功を収めた後、歌手デビュー。全く売れなかったが、父の縁故でデービッド・ボウイのツアー前座を務めたりした。現在は夫と1歳の娘と共に豪に移住し、レコード会社設立に向けて準備中とか。
キース・リチャーズとモデル妻パティ・ハンセンの娘セオドーラ(25)とアレクサンドラ(24)も、米国でモデルとして活躍。有名ブランドや高級ファッション誌の表紙を飾っている。母と同じく、妹は「プレイボーイ」誌でヌードにもなった。
チャーリー・ワッツの一人娘の行方だけがナゾだ。