英国の酒場といえばパブ。
友人と集まるならもちろんパブでビール!という人も多いはずだ。
そんなパブに押されて認知度は低めなものの、実はここロンドンには、
世界中からワインを集めたこだわりのワイン・バーがあちらこちらに点在する。
厳選されたワインが頂ける素敵なワイン・バーで、
グラス片手にのんびりと、
いつもと少し違った穏やかな夜を過ごしてみるのはいかが?
1
新しい味への冒険
Vinoteca
観光客や買い物客でごった返すマーブル・アーチ駅の近くにありながら、ゆったりとした時間を過ごせるとして支持を集めるこちら。落ち着いた雰囲気の店内ではスパークリング・ワインをタップから提供したり、ハウス・ワインをボトリング販売したり、また手頃な価格でのボトルのリフィル・サービスがあるなど、ロンドンではあまり見られない冒険心あふれる試みが大きな魅力だ。
年2回ほど替わるリストの中で、昨秋から一押しされているのは英国産ワイン。英国中のワイナリーを回ってリサーチし、ここ数年でクオリティーが上がっていることを実感したオーナーらが、厳選された8種類を用意して客を新しい味へと導く。オープン・キッチンで作られる料理は、基本となる英国料理に丁寧に作り込まれたソースが添えられ、シンプルながら確かなおいしさ。メニューには、それぞれの料理の下にお勧めワインが記されているので、気負わずに身を任せたい。
| 店名 | Vinoteca |
|---|---|
| 住所 | 15 Seymour Place W1H 5BD |
| TEL | 020 7724 7288 |
| 最寄り駅 | Marble Arch駅より徒歩4分 |
| オープン | 月〜土12:00-23:00 日12:00-17:00 |
| Website | www.vinoteca.co.uk |
Smoked Eel, Beetroot Salad & Horseradish £7.95
Roast Halibut, Green Olives & Almonds £16.95
2009 Sharpham Barrel Fermented,
Sharpham Estate £7.40/Glass
2
歴史の流れを感じる、ロンドン最古のワイン・バー
Gordon’s Wine Bar
すっかり色褪せた打ちっぱなしの壁や床、アーチ型の天井、オーナーであるゴードン氏の敬愛するロイヤル・ファミリーの肖像画。ロンドン最古のワイン・バーの一つと聞いて納得のこちらは、古くは石炭置き場や防空壕、ワインセラーとして使われていたという隠れ家のような空間。ここだけ150年前から時計が進んでいないかのようだ。
ワインのセレクションで特に際立つのは、フォーティファイド・ワイン(酒精強化)と呼ばれるポルト、シェリー、マデイラ酒。とろりとした口当たりの良い甘みと、強いドライフルーツの香りが特徴のポルト酒は、10年、20年、25年と熟成年数の違うものなど7種を取りそろえている。料理は、シェアして楽しめるタパスや、軽めのサラダ・バーなどが主流。厳しい冬を耐えたブドウで作る、きりりと力強い味わいのスペイン産「リオハ」を手に、仲間たちとバラエティー豊かなタパスを囲めば、賑やかな夜が過ごせそう。
| 店名 | Gordon’s Wine Bar |
|---|---|
| 住所 | 47 Villiers Street WC2N 6NE |
| TEL | 020 7930 1408 |
| 最寄り駅 | Embankment駅より徒歩3分 |
| オープン | 月〜土11:00-23:00 日12:00-22:00 |
| Website | www.gordonswinebar.com |
2003 LBV Port £10.15/Beaker, £47/Bottle
Rioja £12.85/Half Bottle
3
神を求めて南アフリカへ
Vivat Bacchus
限られた人生の中で、どれだけのおいしいワインを飲むことができるだろう。「バッカス(酒神)」との名を持つこのバーは、「Life is too short to drink bad wine」をキャッチフレーズに、南アフリカ産を中心としたラインナップ。「ワインは個人の嗜好によって大きく違う」と、スタッフはお客さんとのコミュニケーションに余念がない。やりとりの中から好みを見つけ出し、これ!という品を探し当てると、南アのワインのおいしさに驚く客も多いという。
ワインセラーはもちろんのこと、60〜80種類のチーズが並ぶチーズ・ルームにはぜひ足を運びたい。温度管理された部屋で、好みのワインやチーズを選んでいく作業は、自分の味覚を開拓するような気分で楽しめるはず。南アの要素を取り入れた料理にも定評があるので、しっかり食事をするのもお勧めだ。おいしいワインを頂けば、「まずいワインなんか飲んでいる暇はない」という押しの強いフレーズにも素直に頷ける。
| 店名 | Vivat Bacchus |
|---|---|
| 住所 | 4 Hays Lane SE1 2HB |
| TEL | 020 7234 0891 |
| 最寄り駅 | London Bridge駅より徒歩1分 |
| オープン | 月〜金12:00-深夜 土17:00-深夜 日休 |
| Website | www.vivatbacchus.co.uk |
South African Platter £11.75
Seared Kangaroo £13.50
Cheese £3〜/30g
Pinotage 2008, Doolhof £7/Glass
4
ワイン好きを満足させる、充実のリスト
Cork & Bottle Wine Bar
劇場が並ぶ賑やかなレスター・スクエアに位置しながら、昼でもほとんど自然光の入らないバーは、ひっそりと親密な雰囲気が居心地良い。壁には古いワインやポスター。中には、フランスの画家レイモンド・ペイネが描いたシャンパンの王様「ペリエ・ジュエ」のポスターもあり、ワイン通の目を楽しませてくれる。初代経営者のドン・ヒューイトン氏が、70年代にワインの輸入を始めたころからの付き合いである仏各地のワイナリーの商品を筆頭に、世界中のワインがバランス良くセレクトされており、その数は300を超える。
例えば、ロワールの内陸で生産される「サンセ」はミネラルを多く含み、ベリーの香る辛口ワイン。「バカンス先のカフェで、テーブルには軽いサラダとチーズ、バゲット。涼しい風が頬をなでる。そんな情景が浮かぶようなワインだよ」と、マネージャーのバッシュさん。生産者を招いてのトークや、試飲会なども定期的に開催される。
| 店名 | Cork & Bottle Wine Bar |
|---|---|
| 住所 | 44-46 Cranbourn Street WC2H 7AN |
| TEL | 020 7734 7807 |
| 最寄り駅 | Leicester Square駅より徒歩3分 |
| オープン | 月〜土10:00-24:00 日11:00-23:00 |
| Website | www.thecorkandbottle.co.uk |
Sancerre Blanc 2010 £29.50
Domaine "La Garrigue" Cuvee Romaine
Cotes du Rhone 2010 £22.50
5
良質のワインを日々の生活に
Green & Blue
おしゃれなロンドンっ子に人気のイースト・ダリッジで、小規模生産の自然製法ワインやオーガニック・ワインを取り扱うバー兼ショップ。バーというよりむしろカフェのような雰囲気の店内には、ワイン産地で育ち、ソムリエやバイヤーとして長年ワインにかかわってきたオーナー、ケイトさんのこだわりが表れている。
リストは用意しておらず、バー・エリアの奥にずらりと並んだワインから飲みたいものを選ぶスタイル。各ボトルに貼られたテイスティング・ノートは、産地や品種、味だけでなく、ワイナリーの背景にも触れており、じっくり見ていくと、それぞれのワインが人の手で大切に作られたということが伝わってくる。ケイトさんと相談しながら選べば、その日の気分にぴったりの美酒に出合えるはず。料理は、厳選されたチーズや生ハムなどのおつまみに加え、
サラダや温かい魚料理など。リーズナブルな価格設定なので、普段使いにぜひ。
*このお店は閉店しました
| 店名 | Green & Blue |
|---|---|
| 住所 | 38 Lordship Lane SE22 8HJ |
| TEL | 020 8693 9250 |
| 最寄り駅 | East Dulwich駅より徒歩7分 |
| オープン | 月〜土9:00-24:00 日12:00-20:00 |
| Website | www.greenandbluewines.com |
Selection of Charcuterie £14
Selection of Seasonal Cheese £10
2010 Chateau de Cambon Gamay "Raisins Gaulois" Beaujolais Bar £21.60/Bottle (Retail £11.60/Bottle)
6
王室御用達デパートで、ワインを訪ねる旅に
1707 @ Fortnum and Mason
王室御用達の老舗デパート「フォートナム & メイソン」。その地階にあるバー「1707」の名は、デパートの創業年を意味する。数々のホテルやバーの設計を手掛けるデービッド・コリンズ氏によるミニマルながら温かみのあるデザインは、伝統を守りつつも常に革新的な姿勢を貫く同デパートの姿に重なる。
「良質のワインの品ぞろえなら英国一」というリストの中からぜひ試してみたいのが、「ワイン・フライツ」のセット・メニュー。地域やスタイルをテーマに選別された3種類のワインを飲み比べながら、ワインの産地を旅するような気分を楽しむことができる。例えば「リスリング・フライト」なら、ドライな口当たりのオーストリア産、甘みの強いドイツ産、ライトでフルーティーなオーストラリア産、それぞれの風土の違いを感じながら味わいたい。チーズ、オイスターやキャビアなど、ワインにぴったりのお勧めメニューが用意されているのもうれしい。
| 店名 | 1707 @ Fortnum and Mason |
|---|---|
| 住所 | 181 Piccadilly W1A 1ER |
| TEL | 0845 300 1707 |
| 最寄り駅 | Piccadilly Circus駅より徒歩5分 |
| オープン | 月〜土12:00-22:00 日12:00-17:00 |
| Website | www.fortnumandmason.com |
Riesling Flight £17.50 (F&M Mosel Riesling Kabinett, Max Ferd Richter 2008 Gobelsburger Riesling, Weingut Schloss Gobelsburg 2010 Polish Hill Riesling, Grosset 2010)
7
家飲み感覚のカジュアルなワイン・パブ
Wine Wharf
ロンドン随一の食市場バラ・マーケットの程近く、ビクトリアン様式の倉庫群の一角にあるのがこちら。レンガ造りの壁にぽっかり空いた入り口に引き寄せられるようにして入ると、吹き抜けになった開放的なバーと、2フロアにくつろぎの空間が広がっている。
フランス、イタリア、米国、オーストラリアのほか、モロッコやスロバキアなど世界各国、若いものからビンテージものまで幅広くそろうのが特徴。グラス・ワインの種類が豊富なことでも知られており、その数、約150種に上る。注文はバー・カウンターで行うパブ・スタイルというカジュアルさも好評だ。しっかりとしたモダン・ヨーロピアン料理も頂けるが、ワインとおつまみといった楽しみ方が目立つ。「リラックスした雰囲気がいいでしょう」とスタッフが胸を張るように、天井が低めの1階ソファー席に座ると、まるで自宅にいるような気分でワインを楽しめる。形式ばらずに飲みたいときにお勧め。
*このお店は閉店しました
| 店名 | Wine Wharf |
|---|---|
| 住所 | Stoney Street SE1 9AD |
| TEL | 020 7940 8335 |
| 最寄り駅 | London Bridge駅より徒歩3分 |
| オープン | 月〜水17:30-23:00 木・金12:00-15:00、17:30-23:00 土12:00-23:00 日休 |
| Website | www.winewharf.co.uk |
Wine Wharf Platter £17.95
Domaine Larroque, Merlot Syrah 2009 £6.60/Glass
取材: ①③⑤⑦ Tora Chestnut / ②④⑥ Sayaka Hirakawa



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1. 国際放送メディア・センター(IBC / MPC)
この種目に注目を集めようとした、とはガイドさんの弁。五輪後はやロード・サイクル用のサーキットなどを新たに追加し、複合スポーツ施設として運営される予定だ。
五輪パークの開発に当たり、景観保持やクリーン・エネルギー利用への移行のため、敷地内にあった送電タワーをすべて撤去し、地下ケーブルに切り替えた。従来であれば10年はかかると言われていたこの工事、たった18カ月で完了したそう。仕事に緩慢なイメージのある英国人も本気になった?

先日、2012年ロンドン五輪開会式のテーマが、シェイクスピアの「テンペスト」に基づいた「驚きの島々」となることが発表された。オリンピックというスポーツの祭典を芸術で彩ることで、これまでにない独自性を打ち出そうとする演劇大国、英国の神髄を何より表しているのが、4月から始まる「ワールド・シェイクスピア・フェスティバル」。英国が世界に誇る劇作家、シェイクスピアの作品の数々が英国各地で上演されるという、またとない機会だ。ときに舞台を現代に置き換えて、ときに英語という言語から解き放たれて演じられる名作の数々を、一つならず、興味の赴くままにいくつでも鑑賞してみては?
英米で数々の舞台を踏み、1989年にはミュージカル「ミス・サイゴン」のオリジ ナル・キャストとして活躍。マドンナがタイトル・ロールを演じた1996年の映画「エビータ」では、アルゼンチン大統領のフアン・ペロン役を務めた個性派俳優、ジョナサン・プライスが、4大悲劇の「リア王」に登場。 退位を前に上の2人の娘たちに惑わされ、正直者の末娘を勘当したリア王。後に上の娘たちに裏切られ、孤独の淵をさまようリアの壮絶な晩年を、客席数わずか325という小劇場で演じてくれる。
シェイクスピアの本場、英国にあって、シェイクスピア俳優の名を欲しいがままにしている名優、サイモン・ラッセル・ビール。美しい声が紡ぎ出すセリフの数々は、中世の世界を今に甦らせると言われる。そんな彼がこの記念すべき年に演じる作品が、「アテネのタイモン」。他人に気前良く金銭をばら撒くアテネの富裕者、タイモンが、破産と同時に金の切れ目が縁の切れ目とばかりに周囲の人々に疎んじられるようになるという、世界的不況下にある今にあって身につまされる物語だ。
「ロミオとジュリエット」の戯曲を基に1957年にミュージカル化、1961年には映画化もされた「ウェスト・サイド・ストーリー」。当時の米ニューヨークの少年ギャングの抗争を、スタイリッシュな音楽とシャープな踊りで、悲痛ながらもエンターテイメント色あふれる世界へと昇華させた本作が、イングランド北部を流れるタイン川近くの近代的な文化施設、セイジ・ゲイツヘッドで蘇る。振付は、ロイヤル・バレエ団のダンサーにして数々の舞台作品の振付を手掛けるウィル・タケット。
近年まれに見る規模のシェイクスピアの祭典。この機会に、ぜひシェイクスピアの生誕地、ストラトフォード・アポン・エイボンで、彼の作品を観劇してみたい──そんな人にお勧めなのが、喜劇「十二夜」のセリフから銘打たれた「What country friends is this?」シリーズ。難破、悲しみ、笑い、愛、そして再会という共通点を持つ3 つの作品、「間違いの喜劇」「十二夜」「テンペスト」を、一つの劇場で、同じ俳優たちが演じる贅沢な三部作だ。
主君を暗殺し、自らがスコットランド王の地位に就いたマクベス。しかし、元来臆病な気質の持ち主で、気の強い妻に扇動される一面を持ち合わせた彼は、3人の魔女によるお告げに怯え、次第に圧政を行うようになる……。シェイクスピアの4大悲劇の一つ、マクベスの主人公とその妻を、昨年、「アラブの春」の萌芽が見られたチュニジアの独裁者たちに置き換えて上演する。映像なども駆使した、まさに「今」という時代を体現する新しい「マクベス」となりそうだ。
14世紀のイタリアはヴェロナで、敵同士の家の息子と娘が許されざる恋に落ちる「ロミオとジュリエット」。本作は舞台を現代のイラクに移し、イスラム教シーア派とスンニ派が争い、国民が暴力と復讐の連鎖に疲弊する中で生まれた恋物語を綴っていく。演じるのは、バグダッドのイラク・シアター・カンパニー(Iraqi Theatre Company)。同国の伝統的な詩や音楽を取り入れながら、独自色の強い世界観を構築していく。
2002年公開のニュージーランド映画「クジラの島の少女」でマオリ族の族長を演じ、国際的高評価を得た俳優、ラウィリ・パラテーン率いるマオリ族の俳優たちが演じる「トロイラスとクレシダ」。マオリの戦士が戦いの前に踊ったという伝統舞踊「ハカ」や、喜怒哀楽を歌で表現する「ワイアタ」など、マオリの文化をふんだんにちりばめた本作は、世界各国のプロダクションが織り成すシェイクスピアの万華鏡とでも言うべきフェスティバルの幕開けを飾るにふさわしい。
日本からこの大プロジェクトに参戦するのは、京都の劇団「地点」だ。代表/演出の三浦基が率いる同劇団は、言葉、音、身体に焦点を当て、ミニマルな舞台づくりを行うことに定評がある。昨年はチェーホフの作品を本場ロシアで上演し、高い評価を得た彼らが演じるのは、「コリオレイナス」。武勲の誉れ高いローマの貴族、コリオレイナスが、傲岸さゆえに民衆の支持を得られず、身を滅ぼしていく様を描いた同作は、2007年に蜷川幸雄演出、唐沢寿明主演でロンドン公演も行われた。
グローブ座の芸術監督、ドミニク・ドロムグール氏が、「誰にとっても刺激的で冒険的な演劇体験となる」と胸を張るのが、英国手話(BSL)による「恋の骨折り損」。学問に専念するため、女性断ちを誓った国王とその友人たちが恋に落ちてしまうこの喜劇を演じるのは、ロンドンの手話劇団、デフィニトリー・シアターだ。手話を中心に英語も織り交ぜて数々の作品を世に送り出してきたこの劇団が、名言や言葉遊びの宝庫であるシェイクスピアの戯曲をどのように手話で表現するのか、興味深い。5月22日(火)、23日(水)
百年戦争、薔薇戦争と国内外の戦いに明け暮れた、ヘンリー6世統治下の英国の様子を描いた史劇「ヘンリー6世3部作」を、セビリア、アルバニア、マケドニアの国立劇場が一作ずつ演じる、その名も「新バルカン3部作」。多民族が混在したことから紛争が続発し、「ヨーロッパの火薬庫」と呼ばれたバルカン半島の3国からやって来るプロダクションが、英国の戦いの歴史をまとめ上げるという、芸術による歴史的作業とも言えるダイナミックな構成となっている。




料金: 学生£10(一般は£40)
「オリジナル脚本を使った現代の日本映画」をテーマに、2000年以降に製作された作品で、監督が原作/脚本を手掛けた9本を紹介する国際交流基金主催イベントのロンドン上映。周防正行監督の「それでもボクはやってない」などが上映される。
料金: £100(16〜25歳は£45)
今年、英メリット勲章を受勲した画家、デービッド・ホックニーのエキシビション。デビュー当時のポップな色調はそのままに、以前から愛していたというヨークシャー東部の風景を、巨大キャンバスに描いた連作を展示する。
料金: £67(一人ゲストを伴う場合は£97)
料金: £45
ビジュアル・アーティスト、デービッド・シュリグリーの個展。日本の人気アーティスト奈良美智とのコラボレーションや、ロック・バンド、ブラーのためのアニメーション、ジャケットなども手掛けている彼の作品を展示。
料金: £64(一家族£94)
第二次大戦中から戦後にかけて活躍した英国のフォトグラファー、セシル・ビートンが撮影した、若き日のエリザベス女王のポートレートを集めたエキシビション。ダイヤモンド・ジュビリー(即位60周年記念イベント)の一環。
料金: £52(8〜15歳は£20)
ポップでグロテスクな陶芸作品と女装趣味で知られる、英ターナー賞受賞アーティスト、グレイソン・ペリーのエキシビション。彼の新作に加え、ペリーによって選出された大英博物館所蔵の工芸品も併せて展示される。
料金: £13.50(学生・シニア£10)
電気自動車、GPSやインターネットのワイヤレス・ネットワークといった科学技術がロンドンという街を移動する際にどのような変化を与えているかを探る特別展。アーティストたちが描いた未来予想図などとともに展示する。
昨年夏に88歳で死去した、英国を代表する具象画家の一人、ルシアン・フロイドの大回顧展。絵の具を厚塗りする特徴的な画法で、身近な人々をモデルに描き続けたフロイドの未公開作品を含む約100点の作品を展示する。

















6月21日、英国各地で華やかにロンドン2012フェスティバルの幕が開く。スコットランドのスターリング城前では、天才的な若手指揮者として、世界で最も注目されているグスターボ・ドゥダメルが、ベネズウェラ・シモン・ボリバル交響楽団を率いて、1日限りの野外コンサートを開催。湖水地方のウィンダミアでは、フランスの花火パフォーマンス集団「Les Commandos Percu(レ・コマンド・ペルキュ)」が湖畔で花火と音楽が織り成すイベントで華を添え、北アイルランドのロンドンデリーでは、3カ月後に控える「世界平和の日」に向けたカウントダウン・イベントが行われるなど、オープニングにふさわしい光景が各地で見られそうだ。
英国が誇る大作家、ウィリアム・シェイクスピア。今年は「ワールド・シェイクスピア・フェスティバル」と銘打ち、英国各地でシェイクスピア作品を上演する大イベントが繰り広げられる。「グローブ・トゥー・グローブ」は、その一環としてロンドンのグローブ座で行われる演劇イベントだ。シェイクスピアの全戯曲を、一作品ずつ異なる言語で演じようという試みで、全37作品を37のプロダクションが上演する。英語はもちろん、アラビア語やマオリ語、手話なども登場。日本からも三浦基(もとい)率いる京都出身の演劇集団「地点」が、シェイクスピア後期の悲劇「コリオレイナス」に挑戦する(5月21日 & 22日)。
英国中から集まった何千人ものダンサーやパフォーマーたちが、トラファルガー・スクエアに集合 、一斉にダンスを披露するというスペクタクルな光景が展開する。公共の場に多数の人々が集合してパフォーマンスを行うのは「フラッシュ・モブ」と呼ばれ、某携帯電話会社のコマーシャルなどでもその迫力の程が知られている。今回、このパフォーマンスの振り付けを担当するのが、英国のコンテンポラリー・ダンス界に多大な影響力を与えるロイヤル・バレエ団の常任振付家、ウェイン・マクレガーだ。なお、この「ビッグ・ダンス 2012」はトラファルガー・スクエアだけに留まらず、英各地で同趣向のイベントを開催するので、詳細はサイトをチェックして。


ウィリアム王子と結婚する前のキャサリン妃が頻繁に出没したと言われる、高級ショッピング街のスローン・スクエアに位置する高級食材店。近隣地区には無償で配達を行っているので、界隈のマダムたちの台所として大活躍している。店内に併設されたデリでは、ステーキ&キドニー・パイやシェパーズ・パイといった英国の代表的な惣菜を用意。「英国の料理はまずい」との固定観念に縛られた日本人観光客に紹介するには、打ってつけの場所かも。さらに毎週土曜日には、同店前でフード・マーケットが開かれる。グロスター・ロード地区にも支店あり。
2-5 Duke of York Square, Sloane Square, 
青い看板と清潔感溢れる内装が特徴的なイタリア食材チェーン店。店名は、シェフのアントニオ・カルッチオ氏の名前から取られたもの。自然食品ブランドの運営を自ら手掛けるなど、食材に対しては強いこだわりを持つことで知られるチャールズ皇太子のお墨付きだけあって、オリーブ・オイル、パスタ、ハーブ、そして食パンなど、イタリア本場から運ばれてきた健康的な食材がたくさん。併設されたレストランで食事することもできる。上記のコベント・ガーデン店のほかに、高級店が集うボンド・ストリート駅近くなど英国各地に支店あり。
Garrick Street, Covent Garden, London WC2E 9BH
英国に帰化したフランス人チョコレート職人の息子が開業した、100年以上の歴史を持つ高級チョコレート店。最高級のココアを使用した商品は今でもすべて手作りで、その完璧主義を貫き通すために、チョコレート販売に関わる全作業を同店スタッフが手掛ける。顧客リストには、お墨付きを与えたエリザベス女王だけではなく、彼女の母である故クイーン・マザーや、故ダイアナ元妃も名を連ねていたとか。上記の店舗に加えて、ハロッズやロンドン三越などのデパート、またはウェイトローズなどのスーパーでも同社製品を販売している。
14 Princes Arcade, Piccadilly, London SW1 6DS 
ロンドン市内でチーズ販売の屋台を構えていた商人が、店名となったハリー・パクストン氏とチャールズ・ホイットフィールド氏の2人と共同して1797年に創業。1850年にヴィクトリア女王よりロイヤル・ウォラントを授かって以来、エドワード7世、ジョージ5世からエリザベス女王、チャールズ皇太子などに至るまで、歴代の王家メンバーに愛されている。ウィンストン・チャーチル元首相は、「紳士たる者は同店でチーズを買う」という言葉を残したとの逸話も。イングランド中部ストラトフォード・アポン・エイボンや同西部バースにも支店あり。
93 Jermyn Street, London SW1Y 6JE
魚屋としては唯一、2個以上のロイヤル・ウォラントを保持するジェームズ・ナイト・オブ・メイフェア。店名となったジェームズ・アーサー・ナイト氏が100年以上前にこの魚屋を創業し、その後、ホテルへの卸売り業者として事業を著しく成長させたという。店内に並べられた商品の8割は、英国内またはアイルランドから取り寄せたもの。どの魚も新鮮なので、刺身にするのに適しているという点も日本人には大変うれしい。やはり王室御用達として有名なロンドンのデパート、セルフリッジ内に店舗を構えている。
Selfridges Food Hall, 400 Oxford Street, London W1A 1AB
ロウソクの販売店として始まり、今や良質の紅茶を販売するデパートの老舗として広く知られるフォートナム&メイソン。18世紀前半を生きたアン女王の宮殿でロウソクの取り換えを行っていたウィリアム・フォートナム氏と、彼が住んでいた家の家主のヒュー・メイソン氏が1707年に創業した。クリミア戦争時には、ヴィクトリア女王が野戦病院へ同社の食料品を送らせたとの逸話まで残っている。日本人観光客のお土産として人気の紅茶に加えて、英国人が夏の晴れた日に持参するハンパー(ピクニック・セット)の販売店として愛されている。
181 Piccadilly, London W1A 1ER
300年以上にわたり、同じ敷地内にずっと同じ店舗を構えているという、まさに英国人好みの最古参のワインとスピリッツ商。食料雑貨店として始まった1698年の創業当時は、商品の計量のために店内に設置されていた大型の量りで、顧客の体重測定を行うなどのサービスを提供し、話題を集めていたという。19世紀前半から20世紀前半に英国を統治したエドワード7世の時代に王室御用達に指定された。加えて、ナポレオン3世や名優ローレンス・オリヴィエなどそうそうたる面々が同店を贔 屓にしたと伝えられている。日本にも支店あり。
3 St. James’s Street, London SW1 1EG
自然派食品販売の草分けとして知られる、オーガニック食品販売店。英国で少しずつ自然派食品に対する意識が芽生え出した1970年代に、トルコ、インドや中国といった国々から食品を買い付け、英国に輸入するというビジネス・モデルを築き上げたという。ドライ・フルーツ、ナッツ、豆類などの種類が豊富。また昨今、英国を含む欧州各地で健康食として広く認知されている日本食の普及にも取り組んでいて、「Sanchi」というブランドの名の下でインスタント味噌汁、ラーメン、醤油などを販売。注文はオンラインで受け付けている。













イングランドでは古くから各地で女子サッカーの試合が行われていたが、「女性の健康を損なう」ことなどを理由に、同サッカー協会が1921年に女子チームに対してのグラウンドの貸し出しを禁止。71年にこの禁止令が破棄され、96年のアトランタ五輪より五輪正式種目となった。W杯などではイングランド、北アイルランド、スコットランド、ウェールズとして各国が出場を果たす一方で、これまで英国代表チームとしての五輪参加は実現していない。ロンドン五輪において、女子サッカーはその歴史上初めての英国統一チームを形成することになる。







