ニュースダイジェストの制作業務
Sun, 19 May 2024

ディストピアを描く世界観と日本の再生

An anime classic’s dark prophesy of Neo Tokyo is being used to sell next year’s Olympic Games
ダークなSF漫画「AKIRA」で2020年五輪・パラリンピックを紹介

「フィナンシャル・タイムズ」紙 2月11日

「フィナンシャル・タイムズ」紙は11日、 2020年五輪・パラリンピックに向けて進む東京の都市開発を紹介したNHKのドキュメンタリー番組「東京リボーン」が、大友克洋のSF漫画「AKIRA」の世界観に基づいているとする記事を掲載した。

記事は、夢や希望を象徴するはずの五輪・パラリンピックを、その対極にある反ユートピア作品「AKIRA」を使って説明するのは驚きだとしながらも、1988年にアニメ映画化され世界的な評価を得た「AKIRA」が、偶然にも五輪開催を目前とした2019年の東京を舞台にしていることから、NHKが五輪と結びつけたのは理解できる、と説明。

そして、「AKIRA」では第三次大戦で破壊され、そこから再生した「ネオ東京」が描かれているが、実際の東京という都市も、歴史上最大のバブルの崩壊や震災などの災害を経て、「不利な状況から復活を遂げつつある」と結んだ。

Japan’s deputy prime minister apologises after blaming women for declining population
麻生副総理、人口減少は女性のせいと発言した後で「謝罪」

「インディペンデント」紙(電子版) 2月5日

「インディペンデント」紙(電子版)は5日、野党議員に「子供を産まないのは問題」という発言を追及された麻生氏が、「誤解を与えたとすれば撤回する」と答えたとした。

Why Japan’s prime minister pines for four desolate islands
なぜ日本の首相は4つの荒涼とした孤島を欲しがるのか

「エコノミスト」誌(電子版) 2月7日

「エコノミスト」誌(電子版)は7日、安倍首相が政治家だった父や祖父の遺志を継ぎ、任期中の北方領土返還を目指しているとし、北方領土問題の歴史を報道した。

Valentine's Day: Japanese women push back against ritual of giving chocolates to male colleagues
廃れつつある?バレンタイン・デーの義理チョコ

「インディペンデント」紙(電子版) 2月11日

「インディペンデント」紙(電子版)は11日、日本には女性が社内の男性に義理チョコを配る慣習があるが、最近では自分にチョコレートを買う女性が増えたと伝えた。

Taiji dolphin hunt: activists to launch unprecedented legal challenge
「イルカは魚ではなく哺乳類」などとして捕鯨反対団体が和歌山県知事を提訴

「ガーディアン」紙(電子版) 2月13日

「ガーディアン」紙(電子版)は13日、日英の捕鯨反対団体が、和歌山県太地町で行われているイルカ漁をめぐり、仁坂吉伸県知事に対し訴訟を起こしたと報じた。


ドイツにおける日本報道

Mehr Mut und ein Friedenszweig für Trump
メルケル氏が訪日: より多くの勇気と平和の枝をトランプ氏へ

「フランクフルター・アルゲマイネ」紙(電子版) 2月4日

4日の「フランクフルター・アルゲマイネ」紙(電子版)が、アンゲラ・メルケル独首相の訪日を報じた。同紙は、穏やか気候となった4日の東京で、安倍首相が「メルケル氏が日本に春をもたらしました」と歓迎したと報道。さらに同紙は、両首脳が、働き手の不足やデジタル化、 ロシアや中国、米国における国際秩序の危機や貿易摩擦における課題について協議し、両国が歩み寄ることを望んでいると述べた。また、メルケル氏が日欧間の自由貿易協定JEFTAの発効後、東京を訪れた欧州の最初の首脳であると伝えた。

記事要訳: ドイツニュースダイジェスト

 

セブン‐イレブンなどコンビニ・チェーンが成人向け雑誌の販売中止へ

Japan's 7-Eleven bans pornographic magazines in run-up to Olympics
訪日客の増える東京オリンピックに先駆け

「ガーディアン」紙(電子版) 1月22日

「ガーディアン」紙(電子版)は1月22日、コンビニ・チェーンのセブン‐イレブン・ジャパンとローソンが、店頭での成人向け雑誌の販売を原則中止する方針であることを報じる記事を掲載した。

同記事によると、両社は今年9月に開幕するラグビー・ワールド・カップ(W杯)と2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催を踏まえ、今後増加が見込まれる訪日客の日本へのイメージ・ダウン防止と、女性と子供が来店しやすい環境づくりを理由に挙げていると伝えた。一方で記事は、成人向け雑誌の売り上げは「セブン‐イレブンの全体の1%に満たない」という共同通信の記事を引用し、今回の転換はビジネス上の観点からの判断ではないかと指摘した。

また、コンビニ・チェーンの成人向け雑誌の取り扱いをめぐっては、以前から未成年に「不健全な影響」を及ぼすと反対運動もあったと伝えた。

Naomi Osaka: Tennis star responds to 'whitewashed' ad
テニスの大坂なおみ選手、肌の色が原因で炎上したアニメ広告に対し発言

BBC(電子版) 1月24日

BBC(電子版)は1月24日、日清食品の広告で大坂選手の肌が実際よりも白く描かれているという批判に対し、「次回は私に相談してほしい」と述べたと伝えた。

A Japanese court strikes a blow against exacting dress codes
大阪地裁が日本の厳しい服務規律に一石?

「エコノミスト」紙(電子版) 1月24日

「エコノミスト」紙(電子版)は1月24日、ヒゲを禁止する大阪市営地下鉄(当時)の社則に対し、職員2人が賠償金の支払いを求め、地裁が市に支払いを命じたと報道した。

Fuller, Smith & Turner is getting out of brewing after more than 170 years
老舗ビール醸造のフラーズがアサヒに買収にされる

「タイムズ」紙(電子版) 1月25日

「タイムズ」紙(電子版)は1月25日、「ロンドン・プライド」で知られるロンドンの老舗ビール会社、フラー・スミス & ターナーがアサヒ・ヨーロッパに買収されたと伝えた。

Why some Japanese pensioners want to go to jail
なぜ日本の高齢者は刑務所行きを望むのか?

BBC(電子版) 1月31日

BBC(電子版)は1月31日、日本で高齢者による犯罪が年々増加している事実を取り上げ、貧困や孤独を理由に、刑務所暮らしを望む高齢者が存在すると紹介した。


ドイツにおける日本報道

Naomi Osaka triumphiert bei den Australian Open
大坂なおみ選手が全豪オープンで勝利

「ヴェルト」紙(電子版) 1月26日

「ヴェルト」紙(電子版)は1月26日、同日に開催されたテニス全豪オープン・女子シングルスの決勝戦で、大坂なおみ選手(21)がチェコのペトラ・クビトバ選手との死闘を制し、優勝したことを伝えた。スコアは7−6(7−2)、5−7、6−4と、大坂選手がセットカウント2対1で勝利。同紙は、今回の優勝による賞金が約260万ユーロとも伝えられていると報じた。また、昨年にかけて行われた全米オープンの優勝で世界ランク4位となっていた大坂選手は、今大会の優勝で男女シングルスを通じアジア勢初の1位が確定したとしている。

記事要訳: ドイツニュースダイジェスト

 
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