Sun, 05 May 2024

小学校の道徳科目の導入をめぐり問われる、
今後の学校教育

Japanese children get lessons in
how to love their country
愛国心を学ぶ授業を受ける、日本の子供たち

「タイムズ」誌 4月9日

「タイムズ」紙(電子版)は9日、日本の小学校においてモラルを教える「道徳」が正式な科目として導入され、この動きは愛国主義の植え付けや洗脳の時代に逆戻りすると、キリスト教関係者やリベラル派の人々から大きな批判を受けているという記事を掲載した。

記事は、新科目の導入は日本の保守派の安倍晋三首相が推進する、学習指導要領改訂の一環で、子供たちに「自国の伝統や文化を敬い、自国や故郷を愛することを教え込ませる」のが目的としている。これに対し日本キリスト教協議会は「第二次大戦前の、国粋主義的な教育を復古させる潮流を生むとして、大きな懸念を抱いている」と述べたと伝えている。更に記事は、戦前の日本は、天皇に対する忠誠心の育成が教育における大きな目標の一つであったとし、1945年の終戦後に憲法が改正され、モラルや愛国心に関する条項が削除されたことについても触れた。

Japan’s workers forced to have babies by rota
日本の女性職員、「妊娠の順番」を強いられる

「タイムズ」紙 4月3日

「タイムズ」紙は(電子版)は3日、女性職員の育児休暇で会社経営に影響が出ないよう、多くの日本の職場には妊娠の順番表が存在すると伝えた。

同記事は、ある保育園では職員は年功順に妊娠すべきとの暗黙の了解があり、妻がルールを破って妊娠したため、夫婦で園長に謝罪したという毎日新聞への投稿を紹介。これを読んだ多数の保育士から同情の声が上がったという。また、ある化粧品会社には「出産・育児表」が存在し、25歳の社員は35歳まで出産を待つよう指示されたと伝えた。

Women ordered off stage at sumo contest
after trying to help stricken mayor
市長の応急処置に当たった女性、土俵から降りるよう指示される

「ガーディアン」紙 4月5日

「ガーディアン」紙(電子版)は5日、京都府での大相撲春巡業で舞鶴市の多々見良三市長が土俵上で倒れた際、応急処置に関わった女性たちに対し、土俵から下りるよう相撲協会側が求めた問題を報じた。

同記事は、女性が土俵に触れることは不浄と見なされ禁じられていると説明。協会側の判断に対し日本のメディアやSNSに批判の声があふれたとした。また、過去にも太田房江・大阪府知事が春場所の表彰式で、知事賞を土俵上で優勝力士に渡すことができず論争となったことについても言及している。

Fresh nepotism revelations deepen Shinzo Abe’s woes
新たな縁故主義の疑惑が露呈され、 安倍首相の苦悩深まる

「フィナンシャル・タイムズ」4月8日

「フィナンシャル・タイムズ」紙(電子版)は8日、森友学園に加え、加計学園をめぐる新たな問題が発覚し、これらの「縁故主義」のスキャンダルで、安倍晋三首相が更なる窮地に追い込まれていると伝えた。

記事では、これらの疑惑は首相が掲げる経済改革に大きな影を落とすとしている。また、財務省が決裁文書の改ざんを認めてから政府の支持率が14%低下し42%となったと述べ、「首相にとって幸運なことは、対抗馬がいないこと」との、政治学者であり、金城大学の特任教授、本田雅俊氏のコメントにも触れている。

 

地下鉄サリン事件から23年、
海外から問われる死刑制度の是非

Japan prepares to execute up to 13 members
of Aum Shinrikyo cult
日本、オウム真理教13人の死刑執行準備を進める

「ガーディアン」紙 3月20日

「ガーディアン」紙(電子版)は3月20日、オウム真理教による地下鉄サリン事件で死刑が確定している13人について、死刑執行準備の可能性を伝える記事を掲載した。同記事によると3月中旬、死刑囚のうち7人が東京の拘置所から各地の拘置所に移送されたという。

記事は、死刑制度の廃止を啓発する国際人権NGO アムネスティ・インターナショナルがこの動きに対し、来年の新天皇即位、及び2020年の東京五輪前に執行を済ませ、このニュースに終止符を打ちたいという「皮肉な試み」と批判したと伝えた。日本政府は最近、国連人権フォーラムで数カ国から死刑廃止や一時停止の勧告を受けたが、「日本人の多くが死刑制度は避けられないことだと考えている」という見解を発表したとしている。加えて、同事件で夫を亡くした高橋シズヱさん(71) が、「法の下で死刑をしっかりと執行してほしい」と訴えたことにも触れた。

Robot wolf is winning war against wild boar
狼型ロボ、野生イノシシを追い払う

「タイムズ」紙 3月19日

「タイムズ」紙(電子版)は3月19日、日本の農園でオオカミ型ロボット「スーパー・モンスター・ウルフ」が農作物をイノシシから守っていると伝える記事を掲載した。体長約50センチの同装置は、センサーで動物を察知し最大90デシベルの威嚇音を響かせる。実証実験では、有害鳥獣による食害が大幅に減少したという。現行モデルは自ら歩くことはできないが、胴体を動かすことができる。価格は約51万円と高価だが電気柵を取り入れるより安く、生産が需要に追いついていないと伝えた。

More young Japanese are seeking a rural idyll
田舎暮らしを求める若者の増加

「エコノミスト」誌 3月22日

「エコノミスト」誌(電子版)は3月22日、都市への人口集中が進む中、少数ながら、田舎での生活を求め移住する若者が増えているという記事を掲載した。

記事は、農業で生活を営もうと、大阪市から高知県の四万十市へ移住した30代の家族を紹介。同市の転入者数は2016年に73人、2017年には139人に増加。この背景には同市の、移住者への子育て支援や家賃補助があるとした。また、昨年放送されたドラマ「 岐阜にイジュー!」(名古屋テレビ制作)の影響で、 若い世代の田舎志向が高まっていると伝えた。

ウェス・アンダーソン監督の米映画「犬ケ島」、劇中の日本の描写が物議を醸す

「デーリー・テレグラフ」紙 3月22日

犬ケ島

「デーリー・テレグラフ」紙(電子版)は3月22日、現在英国で公開されている、近未来の日本を舞台にしたウェス・アンダーソン監督の米映画「犬ケ島」についての記事を掲載。同映画の日本文化の描写をめぐり、映画評論家の間で議論の的になっていると伝えた。

 
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