ニュースダイジェストの制作業務
Tue, 11 November 2025
The Guardian

Attempt to partner African countries with Japanese cities triggers xenophobic backlash

アフリカ諸国と日本の都市の提携計画が外国人排斥的反発を招くメディアの誤報が原因

「ガーディアン」紙は8月25日、日本とアフリカ諸国の友好を促進する試みが、メディアの誤報により「アフリカから移民が押し寄せる」との憶測を呼び、外国人排斥的な論争に発展したと報じた。

同記事は、日本国際協力機構(JICA)が、アフリカのモザンビーク、ナイジェリア、ガーナ、タンザニアのパートナー国に対し、日本の4都市(今治市、木更津市、三条市、長井市)を「アフリカ・ホームタウン」に指定したと発表したことが発端だと述べた。このプログラムは4都市とアフリカ諸国との間で人材交流やイベントを通じた友好関係の強化を目的としているものだ。しかし、アフリカ各国の報道やそれを引用した日本語記事が、SNS上で日本国内の醜い反発を誘発したと伝えた。

同紙は、一部の反発は「タンザニア・タイムズ」紙の記事「Japan dedicates Nagai city to Tanzania」に起因すると説明。「dedicates」がSNS上で「捧げる」と誤訳され、長井市がタンザニアに「犠牲にされる」と受け取られたと報じた。また、ナイジェリア政府も計画の詳細を誤解し、木更津市を「ナイジェリア人が働くことを歓迎する場所」と説明、「日本政府が西アフリカ諸国の技能者向け特別ビザを設けると伝えていたことが分かった」と述べた。記事は、その結果、各都市の混乱した市民から数千件の苦情や抗議の電話やメールが寄せられ、各市や日本政府は誤解の訂正に追われたと伝えた。

The Guardian

Fireball ‘bright as the moon’ lights up sky over western Japan 西日本上空を「月のように明るい」火球が照らす

「ガーディアン」紙(電子版)は8月20日、巨大な火球が西日本の空を横切ったと報道。この火球は九州の住民や天体観測者を驚かせたが、専門家はこれは自然現象で、例外的に明るい流星に過ぎず、宇宙人の侵略ではないと述べたと伝えた。

The Independent

Tokyo authorities apologise at grave of wrongfully accused man 捜査幹部が不当に告発された男性の墓前で謝罪

「インディペンデント」紙(電子版)は8月25日、保釈が認められずに死亡した大川原化工機の元顧問、相嶋静夫氏の不当逮捕と起訴について、警視庁幹部らが正式に謝罪したと伝えた。同氏は勾留中にがんが見つかり無実が明らかになる前に死去した。

The Times

Tokyo gets a nightmare vision of a devastating Mount Fuji eruption 富士山の壊滅的な噴火のAI生成動画を公開

「タイムズ」紙(電子版)は8月26日、東京都が富士山の噴火がどれほどの被害をもたらすか、AI生成動画を公開し、都民への注意喚起を行ったと報じた。動画はこの噴火で大量の火山灰が1時間以内に到達し、都市が機能不全に陥る可能性に言及した。

The Guardian

Japanese town wants residents to limit smartphone use to two hours a day スマートフォンの使用を1日2時間までに制限?

「ガーディアン」紙(電子版)は8月28日、愛知県豊明市はオンライン依存と睡眠不足に対処するため、住民全員にスマートフォンの使用を1日2時間に制限するよう促す予定だと報道。この条例案はソーシャルメディア上で激しい反発を招いていると伝えた。

 
The Times

VJ Day 2025: Japan’s PM expresses remorse over Second World War

2025年終戦の日
石破首相が第2次世界大戦への反省を表明ほかの官僚は靖国神社を参拝

「タイムズ」紙は15日、英国では対日戦勝記念日(VJ Day)、そして日本の終戦の日である8月15日に、東京で行われた戦没者追悼式典での石破茂首相の演説を紹介した。記事は、首相が第2次世界大戦の終戦で日本が降伏してから80年を迎え、「反省」(Remorse)という言葉を使用したと報道。石破氏は、「戦争の惨禍を2度と繰り返してはならない。私たちは決して、進むべき道を誤ることはない。あの戦争の反省と教訓を、改めて私たちの心に深く刻み込んでいく必要がある」と述べたと伝えた。さらに同紙は、日本の戦争犠牲者310万人を追悼する式典で、日本の首相が「反省」という言葉を使ったのは2012年以来初めてであると言及。また、式典で昭和天皇の孫である今上天皇も「深い反省」を表明し、国は2度と戦争の惨禍を繰り返してはならないと述べたと報じた。

同紙はまた、ほかの官僚たちはA級戦犯とされた将校を含む、戦没した日本の兵士たちを慰霊する靖国神社に参拝したと伝え、アジア諸国は靖国神社を軍国主義の象徴とみなしていると説明した。さらに、小泉進次郎農林水産相を始め、高市早苗前経済安全保障担当相も、超党派の国会議員団52名と共に靖国神社を参拝したと報じた。

The Guardian

Nagasaki’s twin bells ring in unison for first time in 80 years to mark atomic bombing 原爆投下後80年を経て一斉に鳴らされた長崎の「双塔の鐘」

「ガーディアン」紙(電子版)は9日、原爆投下から80年を迎えた長崎で、原爆で失われていた浦上天主堂の双塔の鐘が復活し、その音を響かせたと報道。天主堂は1959年に再建されたが、二つの鐘のうち一つは新しく米国から寄付されたと伝えた。

The Guardian

Japan rocked by bullying scandal after team withdraws from high school baseball tournament 甲子園、暴力問題で広陵が出場辞退へ

「ガーディアン」紙(電子版)は11日、甲子園球場で開かれている夏の全国高校野球で、広島の広陵高校が今年1月、複数の野球部員が下級生に暴力を振るったことなどをめぐる問題を理由に辞退したと報道。同校は2回戦を前に出場を取りやめたと伝えた。

The Independent

Why Japan has suspended its annual military parade 日本が毎年恒例の軍事パレードを中止した理由

「インディペンデント」紙(電子版)は13日、中国、ロシア、北朝鮮からの脅威が高まるなか、日本が安全保障上の要請を理由に、年次観閲式と呼ばれる毎年恒例の航空祭を中止したと伝えた。防衛態勢を維持することに重点を置いた結果だと報じた。

The Guardian

Japan boxing authorities toughen up safety measures after deaths of two fighters in two days 日本ボクシング協会、2日間で2人の選手死亡を受け安全対策を強化

「ガーディアン」紙(電子版)は13日、スーパーフェザー級の神足成俊選手とライト級の浦川宏昌選手が、8月2日に別々の試合に出場した数日後、脳損傷で死亡したと報道。日本ボクシング協会は、より厳しい安全対策を導入することを決定したと伝えた。

 
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