ねばるスタ誕グループ
一発屋で終わるだろうとの大半の予想を裏切って、いまだにしぶとく生き残っているスタ誕出身の5人組、ガールズ・アラウド。目下、アリーナ・ツアー中というから、たいした人気ぶりだ。
ガールズ・バンド、ボーイズ・バンドのメンバーって、ファミレスのセット・メニューと同じ、個別で見るとしょぼいのが通例。
サイモン・カウウェルの子飼いで、オバ殺しのクラシック系イル・ディーボなんかも、よくよく見ると、鼻がビクトリア・ベッカムなのや、やたら目が吊り上がったのやらと、「ソロではちょっと……」の寄せ集め。
ガールズ・アラウドのマネージャー、ルイ・ウォルシュが手がけるウエストライフだってそう。みんなちんくしゃだ。女3人組シュガーベイブは、うち2人があちゃ~なご面相だし。メンバー全員が歌良し、踊り良し、ルックス良しと三拍子揃ったプッシーキャット・ドールズは、残念ながら米国産。
その点ガールズ・アラウドは歌と踊りはちと頼りないが、ルックスではこれまでの英国産ガールズ・バンドではピカイチか。足短めだが金髪碧眼のセーラ、目の離れた無表情赤毛萌え系ニコラ、男好きするえくぼ美人で豊胸手術疑惑のシェリル、脚線美のナディーン、容色が劣る分笑顔でカバーのキンバリー。一見バラバラだが、みな細っこくて、インタビュー泣かせといわれるマナーの悪さが共通点だ。
バンド一番の危機といえば、デビュー直後にシェリルが黒人苦学生のトイレット・レディーに暴行して訴えられたこと。結果は有罪で、罰金3500ポンドと120時間の社会奉仕活動を命じられた。しかし、バッシングもあっという間に収束し、その後の活躍はご存じの通り。
ま、今年あたり、仲間割れで解散になりそうだけど。