ヴァンパイアの恋人
「第二の沢尻」になる!?
ヴァンパイアと少女の禁断の恋を描いた大ヒット映画「トワイライト」シリーズでヒロインを演じている、米女優クリステン・スチュワート(20)。私生活でも、相手役の英俳優ロバート・パティンソン(24)と交際し、ファンもマスコミも2人の動向に注目している。
そんな最中に、表紙を飾った英版「エル」誌7月号のインタビューで、ファンやパパラッチについて、「顔の前にカメラを向けて、プライベートなことを聞いてきたり、必死になって手を伸ばしてきたり。こっちの反応を期待して叫んだり、嘲笑したり。(レッド・カーペットで撮られた)自分の写真を見ると、強姦された人みたい。最悪」と語り、大ひんしゅくを買ってしまった。後に米「ピープル」誌で、「言い過ぎた」と謝罪しているが、3作目「エクリプス / トワイライト・サーガ」の英公開直前の出来事だったため、当然プレミアには2人揃って欠席。最も宣伝効果の高いツーショットが撮れないとなると、観客動員数に影響すること請け合いで、配給会社にとっては頭の痛い話だ。
クリステンさん。芸能人は、虫たちが群がる夜光灯のようなもの。今が「美の最盛期」であるあなたのオーラたるや、そりゃ凄いものです。三白眼の上がり目にへの字口、こぢんまりとした形いい鼻、ダーク・ヘア、しっかりしたシャープなアゴと、モダン・ビューティーな顔立ちは、さながら米版キーラ・ナイトレイ。無駄肉なしの中性的魅力(=若さ)には、誰も太刀打ちできません。なのに、パパラッチはまだしも、ファンを批判するという芸能界の踏み絵を踏んでしまった。こんなことじゃ、「別に」のひと言で嫌われ者になった、第二の沢尻エリカになる可能性大。ほっといても、あと10年すれば、虫なんか寄ってこないよ。