年下狙いの四十路過ぎ女
元「フレンズ」のモニカ役、コートニー・コックス(47)が主演している米人気コメディー・ドラマ「クーガー・タウン」(2009年〜)。ティーンエイジャーの息子を持つ、シングル・マザーになったばかりの女性が、「40歳は2度目のハタチ」と、若い男性との恋を謳歌する……エトセトラといった話だが、これで流行したのが「クーガー女」という言葉。若い男性を「肉体関係」重視で仕留め、交際する40歳以上の女性のことを指す。一説には35歳以上ともあり、また40代をクーガー女、30代をピューマ女と区別する場合もある(とはいえ、クーガーはピューマの別名だが)。
日本で言うところの肉食系女子が草食系男子を狙うという構図に、「年齢大差」や「社会的地位」なんかが噛んできて、ますます女性上位に拍車のかかった恋愛パターン。「愛人 /ラマン」の作家マルグリット・デュラスを生んだフランスでは、今更「若いツバメとマダム」の関係なぞ目新しくもないだろうが、それはさておき、結婚までに至ったクーガー女たちのセレブ代表を紹介しよう。俳優アシュトン・カッチャー(33)と15歳差婚した女優デミ・ムーア(48)、4番目の夫は24下38歳という、大富豪ドナルド・トランプの元妻、イヴァナ・トランプ(62)、そして、俳優兼ラッパー、ニック・キャノン(30)との間に男女の双子を生んだ歌手マライア・キャリー(41)。英国からは、23下の俳優の卵(21)との間に2子目妊娠中の映像作家サム・テイラー=ウッド(44)。
結婚には至らずも19下と交際していたキム・キャトラル(55)や元カレ10下のハル・ベリー(44)に、11下夫→18下ジーザス→28下ブラヒムとクーガー度が増す歌手マドンナ(53)。こんなおいしいコト、一般女性もほっとかない。