うろ覚えの単語や言い回しも、面と向かってのやり取りなら
声の調子やジョークでごまかしが利く。
でも、書面となれば話は別だ。
英会話にほとんど困らない人でも、
つい敬遠しがちなのが英文レターの作成だろう。
特に英国は、英語圏の中でも際立って慣習を重視する国。
失礼があったり恥をかいたりしないよう、
英国式レターの基本を押さえて堂々と文をしたためよう。
今回は、特に書簡に絞ってご紹介する。(Shoko Rudquist)
基本編
レイアウト

まずは、基本の基本、レイアウトから確認しよう。
英文レターのレイアウトには数種の方式があるが、
現代英国の基本形と思しいのはこの形。
差出人の住所と日付を右寄せにするのが特徴だ。
差出人の氏名・住所
英国では、右上、右寄せが一般的。1行目に氏名、2行目から住所を。求人への応募などなら、電話番号やE-mail アドレスも忘れずに書いておこう。
日付
日付は必ず必要。差出人の連絡先の下に1、2行空けて記入する。書き方の順序は「日、月、年」。月名はアルファベットで、そのほかは数字で記入しよう。
受取人の氏名・住所
左寄せで、差出人氏名の2、3行下から始めてOK。1行目に氏名、2行目から住所を。名前には、「Mr.」「Ms.」といった敬称を付けるのを忘れずに。ただし英国の場合はこのほかにも様々な敬称が存在するので、失礼のないようしっかり確認してからしたためよう。また会社宛の場合は、受取人氏名のすぐ後に受取人の役職を、そして会社名、会社住所と続ける。
敬辞
「Dear」から始まる1行がここに来る。右寄せの日付より下に来るように始める。名前の後にはコンマを忘れずに。
本文
敬辞の後、1、2行空けて開始。正式には、各段落の始めを5字分インデントすることになっているが、最近では省略されることも多い。段落の間は1行ずつ空ける。
結辞
和文の「敬具」や「草々」に当たる「Yours sincerely,」や「Best regards,」といった句が入る。受取人との関係や受取人の位に応じて様々なパターンが存在する。右寄せの場合と左寄せの場合がある。伝統的には右寄せだが、最近では正式な書簡でも左寄せOK とされている。最後にコンマを忘れずに。
署名
結辞のすぐ下に、自筆でサインを。そのすぐ下に、氏名をタイプ。
各部位の形式
ここからは、各部位の形式をもう少し詳しく見ていこう。当たり前だと思っていることでも、意外と間違っていたりするので要注意。これまであいまいにしてきたことも、ここで一度すっきり整理してしまおう。
敬辞 
英文レターを作成する際、本文に次いで重要とも言えるのが、和文の「○○様」に当たる敬辞。特に英国では、称号が複数存在することもあり、間違いを誘発しやすい部位でもある。失礼のないよう、基本を押さえた上で、十分に確認してから投函しよう。ここでは、一般的に多用される文面の例をご紹介。最後にコンマを付けることも忘れずに。
受取人の氏名や性別などがはっきりしない場合
| ご担当者様へ | To Whom It May Concern, |
|---|---|
| 拝啓 | Dear Sir and Madam, Dear Sir or Madam, Dear Sir/Madam, |
| 拝啓(複数の女性の場合) | Dear Madams, |
| 拝啓(複数の男性の場合) | Dear Sirs, |
| 皆様 | Dear All, |
受取人が特定の敬称を所有している場合
| 教授・高等教育機関の最高位宛 | Dear Prof. Brown, |
|---|---|
| 医師・博士宛 | Dear Dr. O’Rourke, |
| 男性のナイト爵宛 | Dear Sir Henry, Dear Sir Henry Douglas, |
| 女性のナイト爵宛 | Dear Dame Mary, Dear Dame Mary Houston |
| 男爵以上の貴族・一部の政治家宛 | Dear Lord (Lady) Knightsbridge, |
受取人の名前が分かっている場合
| 最もカジュアルな例 | Dear David, Dear Sophie, |
|---|---|
| フォーマルかつ一般的な例 | Dear Mr. Brown, Dear Ms. Corny, |
- 「Dear」の後にフルネームを書くのは間違え。姓か名かどちらかだけでOK。
× Dear Mr. David Brown, ×Ms. Sophie Corny, - 女性の場合、未婚 / 既婚にかかわらず、最近では「Ms.」を用いることが多い。
- 「Prof.」は「Dr.」より高位なため、医師免許や博士号を持っていても「Dr.」とするのは失礼に当たる。また、これらの後に来るのは姓。封筒にはフルネームを記す。
- 「Sir」や「Dame」の後にはフルネームか、名のみ。姓だけ書くのは間違え。
×Dear Sir Douglas, - 「Lord」や「Lady」の後に名だけを書くのは間違え。この敬称の後に続くのは姓のみ。
×Dear Lord Henry, ×Dear Lady Mary, - 「Lord」や「Lady」宛の封筒の宛名は、※The Rt.Hon. the Lord(Lady) とする。
※The Right Honourable の略。

本文 
英文レターは、英語の論文と同じでまず始めに結論を明確にするのが基本。その後、理由を簡潔に説明する形が望ましい。文章は短めに区切り、一文は18語程度にとどめるのが理想的とされているが、あまりこだわり過ぎて気持ちが伝わらないのも考えもの。むしろ、内容が伝わりやすく書かれているか、言葉の反復がないかなどを確認することから始めよう。
書き出し
| お元気ですか。 | How are things going with you? / Hope you are well. |
|---|---|
| 初めてお手紙差し上げます。 | I am writing you for the first time. |
| 頂いたお手紙の件ですが、 | Referring to your letter, |
| 〜についてお知らせしたく、 | I am writing to inform you 〜 |
| お返事が遅れ申し訳ありません。 | Please excuse my belated replay. |
| ケンブリッジ滞在中は大変お世話になり、どうもありがとうございました。 | I would like to thank you for the hospitality extended to me during my visit to Cambridge. |
個人的な手紙の場合は特に、結論から書くとはいってもいきなり本題に入っては相手も面食らうと言うもの。日本語の手紙と同じように、相手を気遣う一文を入れるなどすれば好印象だ。
末文
| ご不明な点などあれば、何なりとお知らせください。 Should you have any question, please do not hesitate to contact me. |
| お手数ですが、どうぞよろしくお願いいたします。 Thank you for your time and assistance. |
| ご検討いただければ幸いです。 Your kind consideration of this matter would be sincerely appreciated. |
| (お願いをご検討いただくことについて)先にお礼を申し上げます。 Thank you very much in advance. |
| 早めにお返事いただければうれしく存じます。 I'd appreciate your reply as soon as possible. |
| この手紙を受け取られてから2日以内に、確認のお電話を頂けると幸いです。 Can you please confirm that you have received the letter by calling me, within two days of receiving it? |
末文は、やや形式的なものではあるものの、いつまでに返事が欲しいか分かっている場合などはそれを知らせるのにちょうどいい役割を果たす。日本語と違い期限を明記することは失礼に当たらないので、うまく活用して効率アップを目指そう。
結辞 
和文の「敬具」や「草々」に当たる結辞にも、色々なパターンがある。
フォーマル度のレベルを知って、自由自在に使いこなそう。
最もフォーマル
| よろしくお願い申し上げます。 | Yours respectfully, |
|---|
フォーマルかつ一般的
| よろしくお願いします。 | Yours sincerely,(「Dear Mr. Brown,」など、受取人の名前が分かっている場合 Yours faithfully,(「Dear Sir/Madam」など、受取人の氏名がはっきりしない場合) |
|---|
ややカジュアル
| よろしく。 | Yours cordially, |
|---|
最もカジュアル
| では。 | Kindest regards, Best regards, Best wishes, Regards, |
|---|
そのほか
| ごきげんよう | All the best, |
|---|---|
| 感謝を込めて(礼状) | Yours gratefully, |
| 心を込めて(近親者に) | Yours, With love, Love, |
たくさん選択肢があって戸惑うかもしれないが、一般的には「Yours sincerely,(受取人の氏名がはっきりしない場合は「Yours faithfully,」)」が無難。爵位を持つ人物や政治家、教授宛などでも問題なく使えるので、迷ったらとりあえずこれでいこう。
応用編
ここでは、英国に暮らしていてよく遭遇する場面を想定して、英文レターのひな形をご紹介。状況に合わせて詳細を変更すれば、英国生活怖いものなし。
子供が学校を病欠した理由を、担任に知らせたいとき
My son[差出人の子供氏名] was absent from school between Monday 3 September and Thursday 6 September.
He had a high temperature and suffered a stomachache on the Monday morning as a result of catching a bad cold, and he was confined to bed for most of the remainder of the week. Thankfully, he has now fully recovered.
Can you please confirm that you have received the letter by calling me on my mobile,[携帯電話番号].
Thank you in anticipation of your help.
Yours sincerely,[差出人氏名]
英国の学校では、子供が自分でタイプ作成したものにサインして提出してくるのを避けるため、親が学校に連絡する場合は手書きのレターが好まれるようだ。さらに、レター受領後に確認の電話をもらえるようお願いしておけば、先生も親も安心。直接話すことでコミュニケーションの円滑化にも繋がり一石二鳥。
銀行の口座を閉めたいとき
[役職]
[銀行名]
[支店の住所]
Dear[受取人氏名],
Further to our telephone conversation yesterday I would like to confirm that I wish for my savings account, number[口座番号], be closed. This account is in my full name, [差出人氏名].
I further wish for the outstanding balance of this account, £18,260.00 to be transferred to my current account, number[口座番号], also in the name,[差出人氏名].
I will be confirming on Monday that both the closure and the transfer have taken place. Should there be any problems with either action please let me know on[電話番号].
Yours sincerely,[差出人氏名]
受取人の役職は、受取人氏名のすぐ後に。その後、通常通り銀行名と住所を記そう。たとえ手紙を送る以前に担当者と話をしていたとしても、口座番号は必ず明記したい。手紙のコピーを保管しておくことも重要だ。また、金銭が絡むレターは書留で送ることをお勧めする。
借りている家の大家に、いくつか修理を頼みたいとき
I am currently your tenant at[住所], and am writing to notify you that the property requires some repairs.
1. The pipe to the toilet has begun to leak. 2. A gutter at the back of the house has broken free from the roof.
These issues are listed as being the landlord's responsibility under the terms of my tenancy agreement.
My mobile number is[携帯電話番号] and my e-mail address is[メール・アドレス]. Please let me know when workmen will be at the property, though I will require at least 24 hours notice. If my wife or I are unable to be home on the decided day, I would appreciate you escorting the workmen inside as per the terms of my tenancy agreement.
I look forward to hearing from you soon. Thank you for your time and assistance.
Yours sincerely,[差出人氏名]
誰かに何かを依頼する場合は、名前と住所はもちろん、連絡を取り合うのに適した時間帯や方法を明確にしておきたい。また上記のような場合なら、あらかじめ契約書を確認し、引き合いに出すのも一つの手だ。全体的に簡潔にしたため、依頼内容が自分の権利であることを堂々と主張しよう。
不良品の交換 / 修理を頼みたいとき
Complaint about faulty goods
I bought a washing machine from you on 25
August 2012. I paid £199.99.
I now find the goods have the following fault:
The machine stops working after 20 minutes and won't work again for at least an hour.
Under the Sale of Goods Act 1979 (as amended) goods you sold must be fit for purpose. I request that you repair the goods at no cost to me.
I have enclosed a copy of the receipt in support of my claim.
Please respond within 14 days of receiving this letter.
Yours faithfully,[差出人氏名]
英国では、「 Sale of Goods Act 1979(動産売買法)」に基づき、販売されている商品のクオリティーや寿命などが、商品説明と一致していることが義務付けられている。このことを明記しつつ、購入日時、価格、不良箇所、いつまでに返事が欲しいかも記す。また今回のようにカスタマー・サービスなどに連絡する場合は、主な理由を本文1行目に記しておこう。レシートを同封する際には、コピーを保管しておくことも大切。手紙自体のコピーも取っておけば安心だ。



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北京パラリンピックで英国中の注目を集めたのが、競泳のエレノア・シモンズ選手だった。当時、まだ13歳。100メートルと400メートル自由形で金メダルを獲得し、国民的な英雄に。その後は、テレビや雑誌に引っ張りだことなり、史上最年少となる14歳で大英帝国勲章(MBE)を授与されるなど、一躍、時の人になった。
先天性の障害のために腓骨がない状態で生まれ、生後一年足らずで両足の膝から下を切断。しかし、ラグビー、水球、テニスからレスリングなどの競技を通じて、学生時代からスポーツ万能ぶりを発揮していた。
いわゆる「フットワーク」に相当する、「チェアワーク」と呼ばれる車いすを使った移動の俊敏さが抜きんでている。車いすテニスにおいては2バウンドまでの返球が認められているが、国枝慎吾選手は1バウンドで返球する割合が圧倒的に高い。そのペースの速さに、ほとんどの対戦相手はついていけない。



5ツ星ホテル「ザ・リッツ」や、高級デパート「フォートナム&メイソン」と同じ並びにあるブラッスリー。その立派な外観に、さぞ伝統があり格式高いのだろうと恐れをなしてしまいそうだが、オープンは意外にも2003年。元々は車のショールームとして1921年に建設されたものを、アールデコ様式の内部のイメージはそのままに、有名レストラン「ジ・アイビー」の仕掛人クリス・コービンとジェレミー・キングが、新たな伝統を作り出そうと立ち上げた。メニューは奇をてらうものではなく、ヴィクトリア時代から親しまれている伝統料理がメイン。「ケジャリー」という耳慣れない料理は、その昔、大英帝国が植民地インドの料理を英国風にアレンジしたという一品だ。ほぐしたタラが入った炊き込みご飯で、ほのかにカレーが香るところがインドらしい。フォークの先で半熟卵を崩し、流れ出た濃厚な黄身とともにいただこう。良質な空間で夜をしっとりと過ごしたいときに。
コベント・ガーデンの交通博物館裏手にある狭い間口のエントランスは、派手な看板もネオンもなく、知らなければ気付かずに通り過ぎてしまう確率が高い。薄暗い階段を地下に下りると、タバコの煙が似合いそうなセピア色の店内に、清潔感のある白いクロスが掛かった丸テーブルが並ぶ。卓上にはケチャップの瓶が置かれ、リラックスした雰囲気だ。米ニューヨークの劇場街に本店が、パリに支店がある。ロンドン店は1977年にオープンしたが、この街のエッセンスが詰まった魅力的な空間は、35年という年月を経てこそでき上がったものと言えそう。ステーキが有名だが、隠れた人気メニューはハンバーガー。しっかり身の締まったビーフを、ホームメイドのブリオッシュ風バンズがサポートする、飾り気がなくシンプルな大人のためのバーガーだ。片隅で静かに演奏されるジャズのピアノとともに楽しみたい。日本からのゲストを案内したら、喜んでくれること間違いなし。
季節の食材を生かした手頃な価格のメニューで、ロンドン東部のショーディッチ地区で人気を誇る一店。グレーと白で統一されたスタイリッシュな店内は、近隣で働くクリエイティブな人々だけではなく、シティのビジネスマンも引き寄せている。前菜のチコリ・サラダは、スコットランド産ブルーチーズ「ストラスドン」と、ローストされたヘーゼルナッツの味のバランスが完璧。爽やかで涼しげな見た目も美しく、作り手が楽しんでいるのが感じられるほどだ。マヨネーズとゆで卵をトッピングして食す「コーニッシュ・クラブ」は、カニ味噌とほぐれた身が意外な程たっぷり入って、魚介好きの日本人なら悶絶してしまいそう。ウェールズのアングルシー島近海で獲れたスズキは、素材の良さを壊さない適度な味付けで、日本の焼魚に限りなく近い味わいだ。軽く炙って焦げ目を付けたホタテはクリーミーなマッシュ・ポテトと一緒に。贅沢な夜更かしに時間を忘れて興じたい。
オックスフォード・ストリートにあるデパート「デベナムズ」真裏に位置するレストラン。窓のない建物の前で若い人たちが行列を作っている様子は、クラブなのかと勘違いするほど。中に入るとやはりクラブかギグ会場並みの暗闇で、目が慣れてくると次第に、皆が何かを頬張る姿が赤いライトの中に浮かび上がってくる。メニューの表記が面白く、例えば「ウサギのエサ」というのはベジタリアン・メニューのこと。「バッファロー・チキン・バーガー」の説明書きには、「ホット・ペッパー・ソースをどっさりかけたダーティーなチキン・バーガー」とある。ベーシックな「チーズ・バーガー」は、紙を敷いたトレイにそのまま置かれ、溶けたチーズがねっとりと牛肉を覆う、まさにアメリカン・スタイルだ。オニオン、ピクルス、ケチャップ、マスタード入りで、口の周りがメチャクチャなことになるけれど、暗いので大丈夫。暗闇で味わう罪悪感が何とも魅惑的な一店だ。
現在ミュージカル「ジャージー・ボーイズ」を上演中の、プリンス・エドワード・シアターの向かいに位置するレストラン・バー。同性愛者のメッカと言われる通りにあるが、客層は実に多彩。買い物帰りの年配のご婦人2人組から、海外からの観光客、真剣に話し込むサラリーマンまで、国籍・年齢・性別を問わず、それぞれに自分の時間を楽しむ姿がいかにもロンドンらしい。メニューは無国籍で、「スモール・プレート」は各5ポンド、3つオーダーすれば13ポンドというお得な仕組みだ。「スモール」と言ってもタパス・サイズではなく、少食な人には十分とも言える量。たっぷりのフムスと山盛りのルッコラ、プチ・トマトの載ったフラット・ブレッドに至っては、2人でシェアしなければ食べ切れないほどだ。ほかにも、チップスかサラダが付く「ソルト・ビーフ・サンドイッチ」が9ポンドなど、比較的良心的な値段設定なのがうれしい。カクテルも多種そろう。
24時間オープンというロンドンでも珍しいこちらは、最近改装が終わってリニューアル・オープンしたばかり。アメリカン・ダイナー風のインテリアは、例えそれが真夜中であろうとも、女性客がふらりと入れるような気軽な雰囲気だ。24時間サーブされるブレックファスト・メニューや、フィッシュ&チップス、バンガーズ( ソーセージ)& マッシュといった軽食類のほか、ステーキなどのしっかり食べられるメニューまでそろっている。「サーロイン・ステーキ・サンドイッチ」は、食べやすいように小さくカットされたステーキがびっしりはさまり、甘いオニオンとホースラディッシュがその味を引き立てる食べ応えのある一品。フランス・パン風のざっくりとした食感のバンズを使うのは、具材のうまみや水分が急激にパンに染み込まないための工夫だろう。プチプチしたザクロの実や、柔らかな甘みのバターナット・スクウォッシュが入ったカラフルなサラダもお勧め。アルコールもそろっている。
ロンドン北部のカムデン・ハイストリートを一本奥に入ったところにある、ギリシャ料理の専門店。1967年のオープン以来、地元にしっかり根付いている、小さいながらもチャーミングなレストランだ。魚やラムのグリル、オードブルのタラモサラタなど伝統的なメニューが並ぶが、自慢の魚料理は本国ギリシャから週3回鮮魚を仕入れているそうで、「魚の好きな日本人なら、きっと違いを分かってくれるはず」とギリシャ人オーナーは胸を張る。シーバスのグリルは、ギリシャ特有の爽やかなハーブのシーズニングで軽く味付けされており、レモンをきゅっと搾っていただけば、冷えた白ワインとの相性も◎。店の一番人気というラム料理「クレフティコ」は、柔らかい肉が口の中でほろほろと溶けていく大満足の一品だ。このシンプルで良質な家庭料理を思わせる気取りのない料理が、地元で愛され続ける理由なのかもしれない。中庭にはテラス席があり、夏の夜を過ごすのに最適。
タジン鍋やクスクスなどで、日本でも定着しつつあるモロッコ料理。そのモロッコ料理を飛び切りエキゾチックな内装に囲まれて食べられるのがこちらのお店だ。レストラン、カフェ、テラス、そして地下にはバーと、4つのスペースに分かれているが、いずれもアラビアン・ナイトを思わせる薄暗い洞窟のようなインテリアで、落ち着いてゆったりと過ごせる。「クスクス・モモ」は、クミンやコリアンダー、シナモンなどのスパイスを使った子羊のすね肉の煮込みに、ピリッと辛いメルゲーズ・ソーセージと炭火焼の小さな羊肉が付き、さらにクスクスがセットになった豪華な一品。お腹を空かして行っても満足すること請け合いだ。また、本来モロッコはアルコールご法度のイスラム圏だが、こちらはカクテルも有名。「モモ・スペシャル」はウォッカのベースにミントとレモン・ジュースが入った、ミント・ティーのアルコール版。すっきりした甘さが料理ともよく合う。















五輪開幕直前には、サッカー日本代表の待遇における「男女差別(Sexism)」について英各紙が取り上げた。これらの記事の内容は、ロンドン入りする直前の東京〜パリ間の移動において、男子代表はビジネス・クラス、女子代表はエコノミー・クラス(今回のパリ入りではプレミアム・エコノミー)を利用したというもの。「ガーディアン」紙に至っては「女子代表に比べて、男子はメダル獲得の可能性が少ないにも関わらず」といった厳しい見解を付け加えていた。
(写真)法華津選手を大きく取り上げた8月3日付「メトロ」紙の記事
ウェンロック(Wenlock)
マンデヴィル(Mandeville)




























































53歳で金メダルを獲得した、









