「英国のバラ」に追い風!?
同じユダヤ系であるセレブ料理研究家、ナイジェラ・ローソンと、濃厚な顔立ちがそっくりのレイチェル・ワイズ(41)。オックスフォード大卒のローソンに対して、ワイズはケンブリッジ大卒業。インテリ美女には変わりない。
映画「ナイロビの蜂」(2005)の演技が評価され、オスカーとゴールデン・グローブでダブル助演女優賞を獲った、一応、「箔」の付いている女優だが、映画「ハムナプトラ」シリーズでの印象の薄い演技の方が、なんだか矛盾しているが、印象が強い。映画自体、シリーズ化されるほどの人気がどこにあるのか大疑問の出来だが、彼女の演技もヒドかった。……まあ、いい。女優としての彼女は置いといて、何が話題かって、「007」のジェームズ・ボンド役、ダニエル・クレイグとの極秘による「電撃結婚」、これだろう。
クレイグと言えば、日系ハーフの米国人プロデューサー、サツキ・ミッチェルという6年越しの恋人がいた。一緒にニューヨークにフラットを購入し、一時、入籍したとの報道も流れていたほどの真剣交際だったと思われる。2人の間に何があったかは知らないが、サツキの父親の話によれば、今回のクレイグの結婚を知った娘の落ち込みようは相当なものだという。一方、ワイズも、映画「ブラック・スワン」の監督ダーレン・アロノフスキーと9年間、事実上の内縁関係にあり、5歳になる息子をもうけている。
そんな2人が、交際発覚から半年で「結婚」へと結実。似たような「英国のバラ」系女優、ケイト・ウィンスレットにおいしいところをもっていかれて、今ひとつ開花しきれず2番手の中堅女優になってしまったワイズ。ボンド俳優との結婚が、追い風となるか!?