ロンドン・フィルム・フェスティバル
公式ウェブサイト: www.bfi.org.uk/lff
思惑と機知が交錯する世紀の問答
Frost/Nixon

英王室の内幕を描いた「クイーン」などで知られる英国の脚本家ピーター・モーガンが、1977年に行われたニクソン元米大統領と英国人TVプレゼンター、デービッド・フロストの対談の模様を描いた戯曲を、オスカー受賞歴をもつロン・ハワード監督が映画化。ニクソン役とフロスト役に、それぞれ舞台でも同役を演じたフランク・ランジェラとマイケル・シーンを配し、映画ならではのダイナミズムで魅せる本作は、今回、世界先行公開となる大注目の一本だ。
ウォーターゲート事件による辞任から3年を経た1977年夏、それまで沈黙を守っていたニクソン元米大統領は、英国人TVプレゼンター、デービッド・フロストの対談番組への出演依頼を受諾する。辞任後初という歴史的なインタビューの相手にフロストが選ばれたことは世間を驚かせたものの、いざ本番となってカメラが回り始めると、辛辣なジョークとウィットに富んだ発言の応酬となり……。果たしてフロストはニクソンに肉迫し、公式謝罪をとりつけることができるのか。
(USA 2008/122分)
| 監督 | Ron Howard |
| 出演 | Frank Langella, Michael Sheen, Rebecca Hall他 |
| 上映日時 | 10月15日(水)19:00 / 18日(土)12:30 |
| 場所 |
Odeon Leicester Square(15日) Odeon West End2(18日) |
ブッシュとは一体誰なのか
W.

JFK、ニクソン、カストロと歴史的要人の人物像に迫り、高い評価を得てきたオリバー・ストーン監督が新作で取り上げたのは、現米大統領ジョージ・W・ブッシュ。近年著しい活躍を見せるジョシュ・ブローリンが大統領に扮し、脇を固める俳優陣も実力派揃い。米大統領選を目前に控えたタイミングでの公開に期待は高まるばかりだ。
名門ブッシュ家の異端児と言われたジョージ・W・ブッシュは、いかにして大国のリーダーにまで上りつめたのか──。パーティー続きで飲酒に明け暮れ、薬物を乱用していた青年期から、権力者としてのし上がってゆく姿、そして長年にわたる元大統領の父との確執まで、現米大統領の半生を、監督いわく「偏りなく描いた」伝記映画。
(USA 2008/110分)
| 監督 | Oliver Stone |
| 出演 | Josh Brolin, James Cromwell, Ellen Burstyn他 |
| 上映日時 | 10月23日(木)19:30 / 24日(金)13:00 |
| 場所 | Odeon Leicester Square(23日) Odeon West End2(24日) |
賞金を狙う本当の理由とは
Slumdog Millionaire

「トレインスポッティング」を始め数々の話題作を手掛けてきたダニー・ボイル監督が、英国一とも言われるその多才ぶりをまたしても発揮した待望の新作は、インドを舞台にしたユーモラスでスリリングな物語。原作はヴィカス・スワラップのベストセラー小説「ぼくと1ルピーの神様」、脚本は「フル・モンティ」のサイモン・ビューフォイが担当。お得意のアップビートな演出が冴えわたり、パワフルで味わい深い快作に仕上がっている。
ムンバイのスラムで生まれ育った18歳の孤児ジャマールは、人生最大のチャンスを掴もうとしていた。一攫千金バラエティ番組「ミリオネア」で一等賞金獲得まであと1問に迫っていたのだ。しかし番組放映後まもなく「教養のない孤児がなぜそんな難問に答えられるのか」と疑われ、警察に拘留されてしまう。ジャマールは無実を証明するため、それまでの人生を語り始める。驚くことに彼の半生は、クイズの回答を知る鍵となる出会いや経験に満ちていて……。
(UK 2008/110分)
| 監督 | Danny Boyle |
| 出演 | Irrfan Khan, Anil Kapoor, Dev Patal他 |
| 上映日時 | 10月30日(木)19:00 |
| 場所 | Odeon Leicester Square |
優しく力強い家族再生の物語
Genova

ノンフィクションからSF映画まで幅広く手掛けるマイケル・ウィンターボトム監督の、心に染み入る家族ドラマ。撮影は同監督作品のレギュラー、マーシャル・ジスキンド。イタリアのジェノヴァを中心に、ほぼ全編にわたりロケ撮影を敢行し、ハンディカメラを多用することで、自然光を生かした瑞々しい質感を生み出すことに成功している。
妻を不慮の事故で亡くし、悲しみに暮れるジョーは、2人の娘とともにイタリアのジェノヴァで新生活を始めることを決める。引っ越しを済ませ、気持ちも入れ替わり落ち着きを取り戻してきた3人だったが、ある日、次女のマリーが悪夢にうなされる。さらにその翌日から、亡くなったはずの母が近所を歩いている姿を目にするようになり……。
(UK 2007/90分)
| 監督/ 脚本(共作) | Michael Winterbottom |
| 出演 | Colin Firth, Catherine Keener, Hope Davis他 |
| 上映日時 | 10月22日(水)20:30 / 26日(日)16:00 |
| 場所 | Odeon West End2(22日) Odeon West End1(26日) |
生の声が飛び交うリアルな教育現場
The Class(Entre les murs)

教職経験をもつ作家フランソワ・ベガドーの半自伝的小説を基に、ベガドー本人が教師役を演じ、さらにパリに実在する学校の生徒が生徒役を演じているというリアル度120%の意欲作。次の展開が楽しみになる活気に満ちた授業はまさにドラマそのもの。今年のカンヌ国際映画祭で、仏映画としては実に21年ぶりとなる最高賞に輝いている。
パリのとある中学校でフランス語を教えているフランソワ。古典的な教授法に縛られず、ユニークな切り口で進められる彼の授業は、生徒たちの意欲と発想力を高めると評判だった。そんなある日の授業で、いつも優秀な一人の生徒が、ある問題に引っかかり、そのまま深みにはまってしまう。フランソワは彼に解決の糸口を与えることができるのか。
(France 2008/128分)
| 監督/ 脚本(共作) | Laurent Cantet |
| 出演 | François Bégaudeau他 |
| 上映日時 | 10月18日(土)20:30 / 20日(月)13:30 |
| 場所 | Odeon West End2(18日) Odeon West End1(20日) |
怒りと情熱がにじみ出る衝撃作
Hunger

ターナー賞受賞歴をもつビジュアル・アーティスト、スティーヴ・マックイーンの映画デビュー作は、アイルランド共和軍(IRA)による監獄でのハンガー・ストライキを題材にした、見ごたえのある社会派作品。今年のカンヌ国際映画祭でカメラ・ドール賞、ヴェネチア国際映画祭でグッチ・グループ賞など、数々の賞を受賞している。
1981年、ベルファストのメイズ刑務所に収容されていたIRAの政治犯たちは、ひどく劣悪な環境にいた。そしてある日、刑務所内で起こった暴動事件で一人の政治犯が射殺されたのを機に、リーダー格のボビー・サンズは正当な処分を求め、他9人のメンバーとともにハンガー・ストライキ(命懸けの断食による訴え)を実行する。
(UK 2008/90分)
| 監督/ 脚本(共作) | Steve McQueen |
| 出演 | Michael Fassbender, Stuart Graham, Liam Cunningham他 |
| 上映日時 | 10月19日(日)21:00 / 20日(月)16:00 |
| 場所 | Odeon West End2(19日) Odeon West End1(20日) |
20世紀の革命家が今に伝えるもの
Che(Part1 & Part2)

「トラフィック」でアカデミー監督賞を受賞したスティーヴン・ソダーバーグ監督が、今も世界中の多くの人々に影響を与え続けるアルゼンチン生まれの革命家、チェ・ゲバラを徹底研究した伝記映画。アプローチやトーンが異なる2部から成り、計252分の大長編に仕上がった。念願のゲバラ役に扮したベニチオ・デル・トロの熱演に釘付けだ。
パート1ではカストロとの運命的な出会いから、約2年にわたる熾烈な武装ゲリラ闘争を経て、1959年にキューバ革命を成し遂げるまでを描く。パート2は1966~67年のボリビアへの介入に焦点を当て、ゲバラの理想主義や自己犠牲の精神とともに、米国の助力を得てゲリラ対策を強化した政府軍に破れ、処刑に至るまでの姿を追う。
(France-Spain-USA 2008/252分〔126分+126分〕)
| 監督 | Steven Soderbergh |
| 出演 | Benicio Del Toro他 |
| 上映日時 | 10月25日(土)18:00(Part1 & Part2) 10月27日(月)12:30(Part1) 10月29日(水)12:30(Part2) |
| 場所 | Odeon West End2 |
国に翻弄される男の半生
Teza

エチオピア出身のハイル・ゲリマ監督が、14年という年月をかけて完成させた切れ味の良い政治ドラマ。長く国を離れた後に帰国した男が現実の世界に違和感と幻滅を抱く姿を通して、母国の歴史と政情を鋭く描写し、今年のヴェネチア国際映画祭で審査員特別賞とオゼッラ賞(脚本賞)のW受賞を果たした。
舞台は1970年代のエチオピア。西ドイツに留学中のアンバーバーは、革命で母国の君主制が廃止されることを知り、喜び勇んで帰国する。しかし彼を待っていたのは恐ろしい独裁政治だった。その後、政府によって東ドイツへ派遣された彼は、ベルリンの壁が崩壊し、母国の軍事政権が廃止されるまで西ドイツに身を隠すことにする。
(Ethiopia-Germany-France 2008/140分)
| 監督/脚本 | Haile Gerima |
| 出演 | Aron Arefe, Abiye Tedla, Takelech Beyene |
| 上映日時 | 10月30日(木)13:00 / 18:00 |
| 場所 | Odeon West End1(13:00) Odeon West End2(18:00) |
何はなくとも音楽があれば
1234

ショート・フィルムで経験を積んだガイル・ボーグ監督の長編デビューとなる本作は、インディ精神とは何かを伝える英国らしい作品だ。無名のバンドが紆余曲折する姿をウィットを交えながら丁寧に描くことで、数あるバンド物語とは一味違った、オリジナリティ豊かな心温まるドラマが誕生した。世界先行公開となるこの機会に是非。
仕事はできない、彼女もなしのサエないメガネ君、スティービー。しかし彼には少なくとも音楽があった。友達のニールとともにバンドを組んでいた彼は、経験豊かで大きな野望を抱くギタリストのビリーと、彼の友達でベーシストのエミリーをメンバーに加えることに成功して波に乗り、バンドをレコード会社に売り込もうとするが……。
(UK 2008/85分)
| 監督/脚本 | Giles Borg |
| 出演 | Ian Bonar, Lyndsey Marshal, Kieran Bew他 |
| 上映日時 | 10月17日(金)21:00 10月24日(金)18:3 10月25日(土)19:30 |
| 場所 | NFT1(17日) Ritzy Screen2(24日) Studio(25日) |
ひと夏の恋はこうでなくっちゃ!?
Vicky Cristina Barcelona

ウッディ・アレン監督の最新作は、太陽が燦々と降り注ぐバルセロナを舞台にレベッカ・ホール、スカーレット・ヨハンソン、ペネロペ・クルスと旬の女優たちが大人の恋模 様を繰り広げるロマンティック・コメディー。
カタルーニャ文化を研究中の米国人学生ヴィッキーは、友達のクリスティーナとともにバルセロナへ旅立ち、夏を楽しんでいた。ある日、自由気ままなアーティストのホアンと知り合った2人は、誘われるままに週末を彼の別荘で過ごすことに。そこから意外で複雑な恋愛劇がスタートする。さらにホアンの前妻マリアが突然現れて……。
(USA-Spain 2008/96分)
| 監督/脚本 | Woody Allen |
| 出演 | Rebecca Hall, Scarlett Johansson, Javier Bardem他 |
| 上映日時 | 10月21日(火)20:30 / 25日(土)13:15 |
| 場所 | Odeon West End2 |
大人も引き込まれる童話世界
The Secret of Moonacre

英国の児童文学作家、エリザベス・グージの名作「まぼろしの白馬」を下敷きにし、「テラビシアにかける橋」で話題を呼んだハンガリーのガボア・クスポ監督が再び極上の冒険ファンタジーを完成させた。
両親を亡くし、遠縁のベンジャミン卿に引き取られてムーンエーカー館に住むことになった少女マリア。ある日、たった一つの遺産である一冊の本に、館にまつわる重大な秘密と謎、またそれを解く鍵が隠されていることに気付く。本によると、月が5000回目に空に現れたとき、館は海に沈んで消えてしまうというのだ。
(UK-Hungary 2008/103分)
| 監督 | Gabor Csupo |
| 出演 | Ioan Gruffudd, Dakota Blue Richards, Juliet Stevenson他 |
| 上映日時 | 10月26日(日)15:30 |
| 場所 | Odeon West End2 |
![]()
可笑しく切ない信念と愛の物語
Achilles and the Tortoise アキレスと亀

北野武監督の長編14作目となる新作は「俊足のアキレスでも決して亀に追いつけない」という数学の逆説に名を借りた、売れない画家とその妻の物語。監督自身の手による約70点の絵画が場面に彩りを添えている。裕福な家庭に生まれた真知寿(まちす)は家族におだてられ、画家になることを決意する。その後、両親が自殺して波乱の人生を送るが、夢をあきらめず、唯一の理解者である妻に支えられながら絵を描き続けていた。しかし一向に芽が出る気配はなく……。
(日本2008/119分)
| 監督/脚本 | 北野武 |
| 出演 | ビートたけし、樋口可南子、柳憂玲他 |
| 上映日時 | 10月21日(火)18:30 / 22日(水)13:00 |
| 場所 | Odeon West End1(21日) Odeon West End2(22日) |
これぞ日本のホームドラマ
Still Walking 歩いても歩いても

「誰も知らない」の是枝裕和監督による、ささやかで平凡な家族の肖像。軽妙なユーモアをちりばめながら、登場人物の心の綾を淡々と映し出し、小津作品を彷彿とさせる珠玉のホームドラマに仕上げている。失業中の横山良多は、15年前に亡くなった兄の命日に、重い気分のまま妻と息子を連れて実家を訪れる。姉の一家とも再会して賑やかなひとときを過ごすが、父との確執は拭えずにいた。そんな中、ふとしたことから両親の老いを実感し……。
(日本2008/114分)
| 監督/脚本 | 是枝裕和 |
| 出演 | 阿部寛、夏川結衣、YOU他 |
| 上映日時 | 10月22日(水)16:15 / 23日(木)20:45 |
| 場所 | ICA1 |
異色のヒロイン、よし子に喝采!
German + Rain ジャーマン+雨

期待の新星、横浜聡子監督の自由な感性が爆発した、型破りな快作。16歳のよし子はゴリラ顔で性格も最悪、天涯孤独の嫌われ者。植木職人見習いとして働く現場でもののしられてばかりだが、全くめげることはない。そんな彼女は、今日も近所のガキどもを集めてはタテ笛を教えて小銭を稼ぎ、彼らのトラウマをネタに曲を作りながら、歌手になる夢を追っていた。破天荒なヒロイン、よし子を演じるのは、体当たり演技で知られる超大型新人、野嵜好美。
(日本2007/72分)
| 監督/脚本 | 横浜聡子 |
| 出演 | 野嵜好美、藤岡涼音、ペーター・ハイマン他 |
| 上映日時 | 10月20日(月)21:00 10月21日(火)14:00 10月24日(金)19:00 |
| 場所 | ICA1(20日、21日)/ Studio(24日) |
狂信的な革命戦士が陥った悪夢
United Red Army
実録・連合赤軍あさま山荘への道程(みち)

真実を残酷なまでにえぐり出す力強い作風で知られる若松孝二監督が、1972年の連合赤軍による「山岳ベース事件」および「あさま山荘事件」に迫る衝撃のドラマ。警察の捜査網を逃れ、革命戦士となることを目的に群馬県の山岳地帯にアジトを設営し、軍事訓練を行いつつテロ戦略を練っていた森恒夫、永田洋子率いる連合赤軍メンバーたち。やがて訓練や規律がエスカレートしていき、粛清と称した壮絶な集団リンチへと発展していく。
(日本2007/190分)
| 監督/脚本 | 若松孝二 |
| 出演 | 坂井真紀、ARATA、地曳豪他 |
| 上映日時 | 10月22日(水)18:30 |
| 場所 | NFT3 |
関連記事:ドイツニュースダイジェスト「若松孝二監督インタビュー」
郵送
公式パンフレットに付属の申込用紙(公式ウェブサイトからもダウンロード可)に必要事項を記入して郵送。
オンライン
公式ウェブサイトから直接申し込む。24時間受付なので便利。
電話予約
Box Office: 020 7928 3232(毎日9:30~20:30)
会場窓口
BFI South Bank Box Office(South Bank)
毎日11:30~20:30
Leicester Square特設チケット・ブース
10月14日(火)~30日(木)毎日12:00~21:00
各上映会場
当日、最初の作品上映の30分前から購入可
※チケットの予約はBFIメンバー先行で9月下旬より行われているため、作品によっては売り切れの場合もある。毎年確実にチケットを入手したいなら、BFIメンバーへの登録がお勧め。
ラスト・ミニット・チケット
残念ながら売り切れだった場合でも諦めるのはまだ早い。10月10日(金)以降、いったん売り切れとなった作品のチケットが再度売り出される場合がある。ウェブサイトからEメール通知サービスに登録しておくとチケット再販売のお知らせが届くほか、電話(020 7928 3232)での問い合わせも可能。連日、新しいチケットが出る可能性があるので、マメにチェックしよう。また通常、上映30分前から当日券販売も行われるので、こちらも要チェック。
| BFI Southbank(NFT1/NFT2/NFT3/Studio) Ritzy / ICA / Curzon Mayfair |
£8.50 |
| Odeon West End | £11 |
| ガラ、特別上映 | £15または£25 |
| オープニング/クロージング・ナイト・ガラ | £25 |
※その他、会場により異なる
平日マチネ
Odeon以外の会場なら、平日17時以前に始まる上映作品はすべて£6で鑑賞できる。またOdeon West Endでは、平日17時以前に始まる上映作品がすべて£7で鑑賞できる。
子供料金
公式パンフレットに「f」マークが付いているファミリー向け作品に限り、15歳以下の子供は£5(ファミリー・ガラ作品は£7)で鑑賞できる。大人券1枚につき子供券は最高3枚まで購入可。
BFI Southbank(NFT1 / NFT2 / NFT3 / Studio)
Belvedere Road, South Bank London SE1
最寄駅: Waterloo/Embankment/Charing Cross
Box Office: 020 7928 3232
問い合わせ: 020 7928 3535
http://www.bfi.org.uk/whatson/bfi_southbank
Odeon West End
40 Leicester Square WC2
最寄駅: Leicester Square
www.odeon.co.uk
Curzon Mayfair
38 Curzon Street W1
最寄駅: Green Park/Hyde Park Corner
www.curzoncinemas.com
ICA Cinema
The Mall SW1
最寄駅: Charing Cross/Piccadilly Circus
www.ica.org.uk
Ritzy Cinema
Brixton Oval, Coldharbour Lane SW2
最寄駅: Brixton
www.picturehouses.co.uk/site/cinemas/ritzy/local.htm



在留届は提出しましたか?













Melissa
英国出身のシューズ・デザイナー、トーマス・マーフィー。一見、地味であるが、ディテールを見ると実に面白い。例えば金色に輝くコッパー(銅)製のヒールは、年月を経につれダークな茶に変化していくという過程を楽しみながら履くことが出来る。素材は木や金属に皮など、自然の素材を使用。メンズ靴の思考を取り入れ、長く履き込むと味が出るよう計算されている。
ありそうでなかった、雑誌を丸めたようなクラッチ・バッグ。伊勢丹のバイヤーがサンプルを購入したというから、日本上陸も近いかも。雑誌「バニティ・フェア」の表紙デザインでの特注オーダーも入ったのだとか。
プリントからデザインするというケイトのバッグは、ブロードウェイ・マーケットやスピタルフィールズ・マーケットで買うこともできる。カンバス素材のでかバッグは軽くてお手頃価格、普段使いに愛せるタイプだ。プリントものが旬なこのシーズンに、個性を出せる。
シルクのフリル・バッグに革のヒップ・バッグもフリルと、甘くなりそうなデザインなのになぜか辛口なのは、ブラジルとスウェーデンのデザイナーという対極コンビの賜物かも。ベルトも静かなシャープさで、かっこいい印象。日本では「ビームス」などで取り扱っている。
旬のモデル、アギネス・ディーンが雑誌の表紙で被り、一躍注目が集まったベレー帽は、PVC製でどことなくコミック的かわいさがある。長いリボンとメッシュが新感覚のサンバイザーなど、不思議なデザインを涼しい顔で着こなして、目指せ、お洒落の達人!
ステートメント・ジュエリーは素敵だけど、1日着けると重さで意外に疲れを感じるもの。それを意識し、軽い素材で作られた大ぶりのアクセサリーがこちら。果物の木を彫った黒花モチーフなど、見かけによらない軽さにびっくりだ。
こちらのブランドでも、レディースではミニ・サイズの帽子が目立つ。リアルなイチゴがついたカクテル・ハットは、「主役は私」を目指したい日のコーディネートにぴったり。アクリルの蛍光色が近未来的なキャスケットは、冒険好きなメンズへの提案だ。






















低所得層の居住区に低予算で建てられた保育園だが、国内では他に類を見ない衝撃吸収効果のあるゴム材を用いた屋上の遊び場を持つユニーク設計で、2007年のRIBA(王立英国建築家協会)アワードを始め数多くの賞を受賞。館内のフロアもスライディング・パネルの仕切りによって50パターンの使い方ができるなど、フレキシブルでアイデア満載のつくりになっている。
閉鎖されたショーディッチの鉄道高架に廃棄処分の地下鉄車両を搬入し、アーティストのスタジオとして再利用。内装に持続可能な建築材を用いるなど、環境保護に十分配慮した設計だ。夏場にはライブやアウトドア・シネマなどのイベントが行われるほか、高架下のウェアハウスでは常時クラブ・イベントやファッション・ショーなどを開催している。
生後6カ月から5歳までの幼児や児童のために開かれた複合施設。幼稚園、レセプション、養護学校を併設しており、各種アクティビティや母親のためのコースも充実している。異素材を効果的に配した有機的なデザインで、自然光の取り入れ方も見事。子どもたちの発想力を高めてくれそうな空間が実現している。
2006年新設の、生徒数1175人の中等学校で、校舎は翌07年に完成。緑が基調の鮮やかな配色が目を引く建物の内外には、環境汚染の原因となるストームウォーター軽減機能や、自然換気による温度調節を実現するコンクリート材の利用など、数多くのエコ機能が搭載されている。2008年RIBAアワード受賞。
ノーマン・フォスター卿設計のロンドン市庁舎。この、卵とも筍とも見紛う不思議なフォルムが、実は自然の断熱や換気を可能にしている。加えて、コンピューターや照明器具の使用から生じる熱の再利用などで温度調節を図っているほか、節水機能や太陽光発電装置も備えるなど、隅々までエコ・フレンドリー。環境保護対策を公約に掲げている市長も満足に違いない。
1861年に創設されたドイツ体操協会の本拠地で、世界で最も古い近代オリンピックの一つとして数えられる1866年大会では、ほとんどの体操競技がここで行われた。木の合板を用いたアーチ状の梁は、キングス・クロス駅の設計の原型として知られる。現在はビジター・センターとして機能しているが、開発が進む周辺地区のなかで、やや異色の存在感を放っている。
1930年代に次々と建造された映画興行チェーン、「グラナダ・シネマ」は、伝統的な装飾をふんだんに施した壮麗なインテリアで知られる。1937年建造のこの建物もその一つで、超豪華シネマ、トゥーティングのグラナダと同様、ロシア人の舞台監督兼デザイナー、セオドア・コミサルジェフスキーが館内装飾を手掛けている。現在は娯楽産業チェーン、「ガラ・ビンゴ・クラブ」のホールとして営業中。
ラッセル・スクエア駅からすぐの裏通りに佇む1797年建造の小さな古びた馬小屋は、なんと国内外のアンダーグラウ ンド・カルチャーを発信する、会員制のアート・ヴェニューだった。レアでアヴァンギャルドな映画や音楽、アート関連のイベントを定期的に開催。ヴィンテージ服の宝庫でもあり、膨大なストリート・ファッションのコレクションを誇っている。
優れた建築に与えられる評価基準の一つ、「グレードⅡ」に認定されている、優美なアールデコ建築の元映画館は、現在、ゾロアスター教の欧州本部センターとなっている。ゾロアスター教とは古代ペルシアで発祥し、世界三大宗教にも影響を与えたとされる、世界最古の宗教の一つ。そう聞くと、アールデコの幾何学的なデザインがどことなく神秘的に見えてくるような……。

貧乏学生だ、まとまった休みが取れない、寒い……。そんな寂しい想いで夏を過ごしている人は多いはず。とはいえ、年に一度しか来ない太陽の季節を満喫するためには、「でも」なんて問答無用。そこで今回は、「キング・オブ・夏の楽園」であるハワイへ読者の皆さんをご招待。ロンドンにあるバーチャル・ハワイをご堪能あれ! (本誌編集部: 國近絵美)


「ティキ」とは、ハワイの原住民であるポリネシアの神話に登場する、人類を創造した神たちのこと。木や石で造られたティキ像はお守りとして身に付けられているほか、置物やマグカップなどのデザインにも登場し、世界中にコレクターがいる。また、英国や米国では「ハワイアンの」という形容詞として、よく「ティキ」が使われる。例えば「ティキ・カクテル」と言えばハワイアン・カクテルのことだ。
英国で一番楽園に近い場所
ティキ・スピリット満載のセレブ御用達クラブ
抜いたパイナップルにサーブされ、ほかにもフローズン・ココナッツに入った「ココナッツ手榴弾」や、24金の飾りが付けられた宝箱に好きなシャンペンを入れて注文できる 「Armada宝箱」など、容器も中身も凝ったカクテルが勢揃い。1人用はもちろん、8人用の巨大カクテルも用意されているので、カップルでもグループでも楽しめる。
ハワイでエルビスに遭遇?!
世界各国のラム酒がずらり
心と体のコリを芯までほぐそう
癒しの極意を体と心で味わう
フラ初心者も安心のダンス・イベント
思わず呪文を唱えたくなるような怪しいゴージャスさを持つ「アブラカダブラ・レストラン」は、マハラジャ気分で豪華な食事を楽しみたい人にぴったりだ。ブースはそれぞれ異なるテーマで飾られていて、「自分好み」にするために、テレビ画面やCDが用意されている。ほかにも、ブースが置かれた床が回転する「回転テーブル」や、個室の1つ1つにテレビ画面が設置されている女子トイレなど、仕掛けがいっぱいだ。
大のオペラ好きというオーナーが、長年の夢と情熱をそのまま実現させたのがこのレストラン。オペラ劇場とアラビアン・テイストがミックスされた店内には、舞台の小道具や骨董品が至るところに並んでいる。店名の「ザラストロ」は、店長が特にお気に入りという、モーツァルト作曲のオペラ「魔笛」のキャラクターに由来。劇場ならではのボックス席も再現されていて、まるで観劇しているような気分で食事が楽しめる。
「多島海(たとうかい)」と称されたレストランの内装は、金色に輝く仏陀やヤシの木などに囲まれたエキゾチックなもの。そしてこの異国情緒溢れる店内で挑戦できるのは、普段は目にすることすら稀な、いわゆる「ゲテモノ」食材だ。ワニやクジャク、カンガルーの肉は初心者向け、そして「心臓に毛が生えてます」という人にはイナゴのチリ&ガーリック炒めやサソリのチョコレート掛けなどのメニューをぜひ味わって欲しい。
「暗闇」という店名の通り、完全な暗闇の中で食事ができる。視覚障害者を支援するためのチャリティー団体が始めた同店は、現在では欧州3カ国で展開する人気ぶりだ。注文を決めたら、前の人の肩につかまって、真っ暗なレストランにいざ入室。後は目の不自由なウェイターがガイドしてくれるのに身を任せよう。ぜひ試して欲しいのはサプライズ・メニュー。味だけで何を食べているか当てるのが、実は意外と難しいことに気付くはず。
かつてはロンドンの「顔」として、観光客にも地元っ子にも愛されてきた2階建てバス「ルートマスター」。残念ながら05年に運行が中止されたこの人気者が、なんとベジタリアン・レストランに大変身した。メニューは新鮮なキノコや野菜、チーズなどを使った前菜に、野菜の天ぷらなど。25~30人の団体であれば、食事代+貸し切り代100ポンドで、気軽にパーティー用として貸し切ることができる。
どうせ冷夏を嘆くなら、思い切って氷点下の世界を体験してみては?マイナス5度に保たれた店内は、壁や椅子からグラスに至るまですべて氷で出来ている。欧州3カ国に加え、東京でも展開している人気店だ。また、年に2回がらりと内装が変わるというのも、氷という素材ならでは。現在のバーは、シャネルのデザイナー、カール・ラガーフェルドのもとでジュエリー・デザインをしていた「デービッド&マーティン」が担当した。
アクセサリー・デザイナー兼オーナーのフィオナさんが05年にオープンさせた、アクセサリーとヴィンテージ・ドレスを扱うお店。ハワイアンな内装の店内は、50’sの匂いが漂う品揃え。レトロで上品なコルセットや帽子、そしてロカビリー・ファンには堪らない小物やアクセサリーは、ファッション雑誌でも度々取り上げられるほどの人気ぶりだ。オンラインでも注文できるので、こまめに新作アイテムをチェックしよう。
こちらも50’sがテーマとなったボーリング場。当店自慢のカクテルと軽食を楽しみながらプレーできるのが人気の秘密だ。また、「キングピン・スイート」というプライベートのイベント・スペースも隣接していて、貸し切りでパーティーを行うこともできる。40~250人収容可能というこのスペースでは、ラスベガス・スタイルのゴージャスな内装にレーンが5つ完備されている。専用のカクテル・バー2つやカラオケにDJブース、卓球やスヌーカーなどをプレーすることが出来るゲーム・ルームやケータリングも行っているという。







このエス・トレンクに一番近い街が、コロニア・サン・ ホルディ(Colonia de Sant Jordi)。この小さな街にはホテルが多く、ヨット・ハー バーや海に面したプロムナードにはのんびりとした雰囲気が漂っていて、太陽と海を満喫したい人には最適だ。ハーバー近辺にはレストランやタパス・バーなどが軒を連ねているが、ここで試していただきたいのは、やはり本場のパエリアである。



国枝選手が出場した試合には、1回戦から多数のギャラリーが詰め掛けていた
アテネのパラリンピックでは、斉田選手(写真左)と組んだダブルスで金メダルを獲得した©共同
全英オープンで優勝し、トロフィーを掲げる
国枝選手が全幅の信頼を寄せるという、丸山コーチ
世界一の速さを生み出す、抜群のチェアワーク
試合後、観客の声援に笑顔で応える


「ドライ・ストーン・ウォール」とは、自然の形のままの石を計算しながら積み上げていき、壁の外側の重量バランスを中心部に傾けることで、モルタルを一切使用せずに強度を保つという手法で造られた壁のこと。さらに、年月とともに隙間に苔が発生し強度が増すという、まさに人間の知恵と自然の合理が一体となった伝統技術だ。湖水地方では家や塀の建設にも多用されていて、ウォーキング・パスに沿ってどこまでも続く石塀には、旅情をかきたてるなんとも温かな趣がある。
一般にジンジャー・ブレッドといえば、人形のかたちをしたサクサクのクッキーを想像しがちだが、湖水地方のそれは味も 姿も似つかぬもの。体がすぐに温まる強いしょうがの味と、ねっとりとした食感が特徴だ。
丘で良く見かけるこのハードウィックという種類の羊は、赤ちゃんの時は真っ黒の毛で生まれ、次に茶色、そして灰色へと、成長とともにお色直しするとても珍しい品種だ。かつては絶滅寸前だったが、絵本「ピーター・ラビットのおはなし」の作者、ビアトリクス・ポターが保護に努めたことでも知られる。雨や厳しい寒さに強く、他種の羊が生息できないような高地でも放牧できるという、湖水地方の環境で飼育するには最適なハードウィック。また、一般の羊肉よりも割高だが、濃厚な味わいは一度食べたら病みつきになるはずだ。
ケンダルという町が発祥地の、ミント風味の砂糖水を棒状に固めたお菓子。ケーキとは名だけで、口に入れるとゆっくり溶ける「砂糖の塊」といった方が近い。ミントがリフレッシュ効果抜群、かつエネルギー補給として最適なので、ウォーキングなどのお供として重宝される。
また、外食に疲れた、あるいは節約したいという時に自炊できるのも、コテージ利用の大きな魅力だ。というわけで、最終日の夕食は、ユー・トゥリー・ファームで購入したハードウィック・ラムのローストに、地元で採れたポテトとブロッコリーの付け合わせに挑戦。自宅と変わらない環境で料理できることに感動しつつ、ラム肉の芳香に、隣のコテージの宿泊客が「今晩の夕飯はなに?」と聞きに来るという、ほのぼのとした土産話までできてしまった。「冬は地元食材をたっぷり入れた鍋を囲んで、夏は庭でバーベキュー……。」あまりの居心地の良さに、誰しもが次の旅計画に思いを馳せてしまうに違いない。
④ The Pennington Hotel
⑤ Brantwood
⑥Yew Tree Farm
Ruskin Museum
Steam Yacht Gondola









数千人の中から選ばれた16人の候補者男女が、実業界の大物アラン・シュガー卿が与える課題に挑むBBC1の看板リアリティー・ショー。優勝者には年収10万ポンド(約2000万円)の役職が約束されている。
日本発「マネーの虎」の英国版。一般人が持ち込んだ新規事業アイデアを、大物起業家の「ドラゴン」たちが査定し、交渉が成立すれば資金援助や投資が受けられる。2005年からBBC2でシリーズ放映中。











