かつてはワンダーブラのモデルでセンセーションを起こし、スーパーモデルとして崇められたソフィー・アンダートン(29)だが、今やすっかりリアリティTVの色モノ・タレントに転身した。代わりにロンドン・マラソン参加や国産ベリーのPR、乳ガンのチャリティなど、仕事の幅を広げたから、差し引きゼロか。
鼻筋から指、肋骨、骨盤、脚の骨に至るまで、200余りある骨のすべてが完璧な形をしているであろうソフィー。まったく非の打ちどころのないプロポーションだ。ケイト・モスは猫背で膝下がO脚気味、ナオミ・キャンベルは腿の筋肉が張り過ぎと言われているのに。
よって、ナルシストになるのもよくわかる。島でもジャングルでも、常に全身チェックを怠らず、いちいちポーズを決めていた。眺める分には最高だが、一旦、癇癪が起きると手がつけられない。よくもまあここまで憎々しい表情ができるものだというくらいの般若顔。怒りの理由はシンプルで、自分に注目が集まらないから。3年前の「I'm A Celebrity, Get Me out of Here!」でナタリー・アップルトンと大喧嘩し村八分に。昨夏出演した「Celebrity Love Island」では更にひどくなって、泣くわ、喚くわのハリケーン状態。後、躁鬱病と診断された。
嘘かホントか自動車事故でモルヒネを処方されたのがきっかけで、10年以上コカイン中毒だったというソフィー。その間モデルのキャリアも下降線をたどり、クスリ欲しさに一晩5000ポンドで売春をしたこともあるという。ヤク中からは立ち直ったものの、元恋人から「彼女との2年間はまさに悪夢だった」と、2人のセックスからレズビアン嗜好まで暴露され、今のところ醜聞が止む気配はない。 ボーン・ビューティフルの不幸がここに。