ボトックス・パネル
「素人名人会」もとい、人気オーディション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」から、またスター...が誕生した。ジョージ・サンプソ ン君、14歳。両親の離婚→姉妹と生き別れ→バスキングで生活費を稼ぐ、と浪花節な生い立ちで既に同情票は獲得済み。それにあのジャニーズ系ルックスだ。こりゃ人気が出るだろうな、ちょっとの間は。踊りのセンスはトシちゃんクラスと言っておこう(知ってる?)。
前置きはこれくらいにして、本題のアマンダ・ホールデン(37)。手練れたマスコミ人、サイモン・カウウェルと元「ミラー」紙編集長ピアース・モーガンと共に「ブリ・タレ」審査員だった女優だが、批評より気になって仕方なかったのが、あの微動だにしない額。本人も渋々、ボトックス注射の使用を認めていたが、サランラップでつっぱらかしたような人工的なテカリ感のある顔は、「やりすぎ」て「失敗」の二言が浮かぶ。
ホールデンをウィキペディアで検索すると、一文目から「レス・デニス(英版「クイズ100人に聞きました」の司会者)との結婚で最も知られる」と記されているくらい、人気、知名度とも二流どころ。他に思いつくことといえば、ドラマで共演した俳優ニール・モリッシーとの不倫が原因で離婚、タブロイドを賑わせたことくらい。「姉がカイリーで有名な」「Xファクター」の審査員ダニー・ミノーグといいとこ勝負だ。両番組とも、カウウェルが経営する制作会社「サイコTV」の手によるものだが、「小柄・小鼻のお姉さま系コーカソイド」「目に余る整形」というのが人選にあたってのポイントなのだろうか。
安っぽいバーゲン感も含めて、老若男女問わず、茶の間受けするタイプには違いない。