「size zero」「hoodie」と共に、新しく第9版コリンズ英語辞典にその名が載った「wag」。先月はまさしくこの勝ち組代名詞WAGsのウェディング・ラッシュだった。
リバプール主将、スティーブン・ジェラード(26)と暴行事件の過去を持つアレックス・カラン(娘2有・24)を始め、チェルシー& イングランド代表主将のジョン・テリー(26)と幼なじみのエステシャン(双子有・24)、マンチェスター・ユナイテッド主将、ガリー・ネビル(32)と専門学校生(24)、同じくマンUのミッドフィルダー、マイケル・カリック(25)とヨガ教師(25)の4組で、平均年齢は花婿27歳、花嫁24歳。資産、テストステロン、体格すべて平均値を遙かに上回るオス・エリートのプレミア・フットボーラーと、JJ系プチ美人の組み合わせ。ホント、「結婚ビジネスも青田買い」をこうも分かりやすく示してくれる例はない。
ジェラード組による1億2000万円挙式の目玉は、テイク・ザットのガリー・バーロウによるピアノ弾き語りとセレブリティ・パティシエ、デービッド・マッカーフリー製作の3メートル・ウェディング・ケーキ(400万円)。テリー組はベッカムと同じプランナーを起用した2億円挙式。ネビル組は2億4000万円、カリック組1億2000万円と費用も億越え当然の成金ぶりで、1999年挙式のベッカム以降、ハデ婚がトレンドのプレミア・リーグだ。
他にも、ウェイン・ルーニー(マンU)、ジョー・コール(チェルシー)、ジャーマイン・デフォー(トッテナム)、マイケル・チョプラ(ニューキャッスル)、フランク・ランパード(チェルシー)ら後続が控えている。当分、WAGs天下の格差社会が続きそうだ。