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日経電子版Pro
Wed, 25 November 2020

右派アーティスト

左より右好きなロック界の反逆児

日曜版「オブザーバー」紙についてくる月イチ別冊「ミュージック・マンスリー」。ピート・ドハティーとポール・マッカトニーが肩組む写真が表紙の先月号は、彼らやオノ・ヨーコ& ベス・ディットの対談、ガンズのギタリスト、スラッシュの自伝抜粋(11歳までハムステッドで育ち、デビッド・ボウイとは旧知の間柄だって)など、毎度のことながら音楽ファンには堪らない内容。中でも「右翼ロッカー10」は「その手があったか」と膝を打つ。

10人の内訳は以下。(1)元米大統領ニクソンとの会談でビートルズを「強力な反米勢力」と言い放ったプレスリー、(2)英国保守党議員の座を狙っていると噂されるスパンダー・バレエのトニー・ハドリー、(3)イラクに「ナガサキ(水爆)を落としてないのは失敗だ」と仰天発言した米ハード・ロックの長老テッド・ニュージェント、(4)移民排斥を訴え保守党から放り出された故イノック・パウエルを支持し、「英国を白に」と宣ったエリック・クラプトン、(5)「どれだけ共感しているかブッシュに伝えたい」ラッパーの50セント、(6)「サッチャーはスパイス・ガールズ・イデオロギーのパイオニア」って何だ?なジェリ・ハリウェル。次いでキッド・ロック、ラモーンズのジョニー・ラモーン、10年前「労働党が勝ったら国外脱出」宣言し、ほんとにスイス移住しちゃったフィル・コリンズ、ジョイ・ディビジョンの故イアン・カーティス。

補足するとクリフ・リチャード、ロッド・スチュワート、ブライアン・フェリー、マリリン・マンソンも右派。反体制が専売特許である左派、リベラル主流のロック界にあって、右を公言するのは少数派で逆説的反主流。あれっ? ロッカーの中のロッカーってこと?

 
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スミス京子:1997年渡英。牡羊座、O型、火星霊合星、七赤金星、左利き。好きな英国人はジョー・ブランドとジョージ・アラガイア。整形するならファーン・コットンかケイト・モス。おいおい。

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