浪費王子に破産王女
稼ぐ額がケタ違いなら、使う額もケタ違い。金銭感覚がマヒしているセレブたちのごくごく一部をご紹介しよう。
まずは、養育権争いで裁判所に提出した家計が公表されてしまったブリトニー・スピアーズ。月収8400万円(以下円略)で、支出は2軒分の住宅ローン470万、衣服184万、娯楽とホリデー1173万、元夫に支払う養育費172万など。働かずとも、著作権やライセンス料、預貯金162億につく利子で年収ざっと10億。人々の妬み・嫉みの怨念が、しつこく追いかけ回すマスコミの原動力に違いない。
昨年だけで8億を使い切り、借金苦が噂されるリンジー・ローハンは、衣服に1億2000万、日焼けサロンと美容院に840万、パーティー6000万、24時間リムジンに6000万を年間消費。ハリウッド・サンセット大通りのシャトー・マーモット1泊14万を常宿にし、ほとんど効果がなかった薬物依存の治療入院に各 1640万×3回を散財。恐るべし21歳だ。
薬物所持及び薬物使用運転で有罪となった元ヘビー級チャンピオン、マイク・タイソン。かつてはパンチのみで400億以上稼いだ男が、03年に35億(うち20億は追徴課税)の借金を抱え破産宣言。出費は、離婚の慰謝料や不動産、ベンガル虎の餌代月150万など。今はエサ代をケチってか鳩350羽飼っているとか。
他にも、映画「LAコンフィデンシャル」以前のキム・ベイシンガー、TVシェフ、クラリサ・ディクソン=ライト、サッカー選手の故ジョージ・ベスト、ミュージカル俳優ダレン・デイ、ドラマ「イーストエンダーズ」で売れる前のシェーン・リッチーらが破産組。
ローン不払いでネバーランド没収の危機に遭うマイケル以外にも浪費王子、王女はいた。