選ばれてもねぇ……
ハゲ、デブと並ぶ男の三重苦、チビ。スクリーンではスラッと見える俳優に実際会うと、思いのほか小柄だったというのはよく聞く話。ダニー・デビート(156センチ、以下センチ略)やミニ・ミーことバーン・トロイヤー(81)のように、背の低さがウリならいいが、そうじゃない場合はちょっとカッコ悪い。
もちろん例外はあって、ウディ・アレン(160)、アル・パチーノ(163)、ダスティン・ホフマン(165)の3低俳優は、女優より頭ひとつ小さいところが魅力的だったりする。身長180のパチーノに女性ファンは増えるだろうが、男性の支持は今ほどではないはず。完璧過ぎて嫉妬、敬遠されてしまうからだ。
一方、onepoll.comアンケートで「世界で最もセクシーな小男」に選ばれるなど、これまで何度となく身長のことが話題に上っているのがトム・クルーズ。諸説あるが、167~170あたりが妥当な線だろう。映画「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」では183のブラット・ピットと身長差ナシなのが、逆にチビ・コンプレックスを露呈していて痛い。
他にも、意外と低いのがシルベスター・スタローン(172)とアントニオ・バンデラス(174)。ハリウッド俳優としては、180は欲しいところで、実際、180台が一番多い。178のジョージ・クルーニーやマット・デイモン、175のジョニー・デップは平均以下だが、概ね低い俳優のほうが映画ヒット率高し。低そうで高いのが、ジョン・トラボルタの184。ジム・キャリーは188ある。
今回調べてみて分かったが、オーランド・ブルームが179~185と、サイトによって5、6センチの差はザラ。こういう場合、低い数字が真実に近いものだ。女性の体重とは反対で。