ゲップ出そうな悩殺力
プッシーキャット・ドールズのボーカルであり、今年のF1チャンピオン、ルイス・ハミルトン(23)の年上カノ女、ニコール・シャージンガー(30)。父はフィリピン人、母はロシア系ハワイアンの無国籍な超美顔とダイナマイト・ボディでもって、セクシー光線をバンバカ出している。濃い化粧といい、悩殺力といい、カルト的人気を誇ったNHKコント番組「サラリーマンNEO」に出てくるセクスィー部長(沢村一樹)にも負けないくらい。ゲップが出そうなお色気だ。
7年前、米版「ポップ・スター」からの寄せ集めグループ、エデンズ・クラッシュでデビュー。数曲のヒットを飛ばしたが、レコード会社とのゴタゴタやグループ内の不仲で翌年にあっさり解散。再チャンスを狙って2003年、それまでバーレスク・パフォーマー集団として活動していたプッシーキャット・ドールズに加入する。英米1位「Don't Cha」を含むファースト・アルバム「PCD」が700万枚を売り上げてブレイク、世界ツアーも成功させた。
一方で、X JAPANのYOSHIKIプロジェクト、バイオレットUKのボーカルやディディのアルバム参加など他流試合をこなしつつ、ソロの手応えを探っているニコールだが、自身のシングルはさっぱり売れず、アルバム発売も来年まで延期となっている。全米1位「Womanizer」で復活したブリトニーや、ソロ3枚目が出たばかりのビヨンセと比較しても、容姿、歌唱力、セックス・アピールと負けていないが、完璧すぎるのかケバすぎるのか、大衆ウケする軽やかさ=ポップさに欠ける。
ここはハミルトン・ネタで引っ張れるうちに、勝負に出たいところ。J-Loの後釜で、アダルト・セクシー路線を狙うか。