セックス、ドラッグ、R&R
「ガーディアン」紙インタビューで「赤毛のこんな僕なのに、全盛期には女性1000人斬りしました」と、過去の女性たちに謝罪した「シンプリー・レッド」のミック・ハックネルや、「デンジャラスな性の略奪者」(元妻から引用)のミック・ジャガー、「性のウサギ」(1276号本欄参照)こと「ブッシュ」のギャビン・ロスデイルたちミュージシャンは、なぜに「無類の女性好き=精力旺盛」なのか。この疑問を解く鍵が、3日付「デーリー・メール」紙に載っていた。
すなわち、人差し指の長短でその人の「性格」や「性癖」が分かるというもの。記事には、人差し指が薬指より短い場合(見た目で判断せず、右手のひらを上にして指の付け根にある横ジワと指の先をきっちり測定)、男性ホルモンのテストステロンの分泌が高く、逆に長いと少ないことが科学的に実証されているという。
人差し指が短い男性は、長い男性と比べて前立腺がんの罹患率が高く、より攻撃的な性格で酒やドラックに依存しやすいが、チェスやクロスワード・パズルなど問題解決力に優れ、筋肉質のスポーツマンで性の冒険者、意外にも楽器を演奏するのに長けているのだとか。左利きが多いのも特徴。あーなるほど、これで「セックス・ドラッグ&ロックンロール」の合点がいく。それにライブをこなすには、人並み以上の体力が必要だろうし。
犯罪率が高いことも挙げられており、これはドラッグでの逮捕歴無数のピート・ドハティー、恋人への殺人容疑で捕まった故シド・ビシャス、数々の暴行歴を誇った故ジェームス・ブラウン、未成年者へのわいせつで失墜したガリー・グリッターあたりで証明されるだろう。
しかし、ここで大きな見落としが。肝心の彼らの人差し指の長短が分からない。