金と露出度を合算すると……ガが(ガ)落ちて、シリなのにトップ!?
今年で14回目、米誌「フォーブス」による「世界で最も影響力のあるセレブ100」(対象期間: 2011年5月1日〜12年5月1日)が発表された。同誌のお家芸「トップ100」は「稼ぎ高順」が基本だが、セレブ(芸能・スポーツ界)においては、金(=収入①)に、露出度(=テレビ & ラジオ②、紙媒体③、ウェブ④、ソーシャル・ネットワーク⑤)が加味された、全 5部門から算出される。まずは、部門別ベスト3から。
①のトップは司会オプラ・ウィンフリー(131億円)、2位、映画「トランスフォーマー」のマイケル・ベイ監督(127億円)、3位、スティーブン・スピルバーグ監督(104億円)。続いて②の1位はウィンフリー、2位は大富豪ドナルド・トランプ、3位は歌手レディー・ガガ。③1位は当然のガガ、2位、3位は意外、テニスのフェデラー選手とナダル選手。④は1〜3位と上から俳優ジョニー・デップ、歌手ポール・マッカートニー、女優アンジェリーナ・ジョリー。⑤の1、2、3位はガガ、リアーナ、ジャスティン・ビーバーと歌手が占めた。
そして総合は、上位10人を。下から10位スピルバーグ監督、9位に俳優トム・クルーズ。新媒体の強みでベスト8入りしたのが歌手ケイティ・ペリー。7位は、雑誌、ゴシップ・ウェブの常連タレント、キム・カーダシアン。6位は、露出度下降も収入面で健闘したブリトニー・スピアーズ。昨年トップから5位に落ちたのはガガ。収入4割減が痛かった。4位にリアーナ、3位はビーバー。2位にウィンフリー。そして、1位は、全部門10位以下にも関わらず総合点で初王座に就いた歌手ジェニファー・ロペス。番組「アメリカン・アイドル」で好感度猛アップ、シングル出せばヒット、香水出せばバカ売れ、CMオファーどっちゃり。元祖「尻(シリ)」タレントがトップに立った。こうして見るとベスト8は、ビーバー以外、すべて女性。あっぱれ。