「キンクス」レイ・デイヴィス→巡り巡ってピート・ドハティ!?
以前、ジョニー・デップの先祖をウン百年さかのぼると英王室につながる「らしい」と話題になった。そしてまた、マドンナにレディー・ガガ、ヒラリー・クリントン、アンジェリーナ・ジョリー、カミラ夫人らは、17世紀、カナダのケベックに移住したフランス移民の子孫に当たり、第9だか第10世代だか隔てた血縁同士になる「らしい」。
信憑性は高い「らしい」が、そこまでさかのぼらずとも「らしい」抜きで断定できる、ここ半世紀でできた「ロッカー血族」が存在する。しょっぱなは、ロンドン出身、キンクスのレイ・デイヴィス(68)と、米オハイオ州生まれ、プリテンダーズのボーカル、クリッシー・ハインド(60)。「ユー・リアリー・ガット・ミー」(以下、カッコ内キンクスの曲名)と恋に落ちた2人の間に1983年、娘ナタリー誕生。しかし、クリッシーは「セット・ミー・フリー」とばかりにレイを捨て、シンプル・マインズのジム・カー(52)に乗り換え、1985年、娘ヤスミンが生まれる。破局後、カーは「ヴィクトリア」でも「ローラ」でもない、女優パッツィ・ケンジット(44)と結婚。息子ジェームスを授かった。
4年後、2人は離婚し、パッツィは当時オアシスでノリにノっていた「エイプマン」、おっと失礼、リアム・ギャラガー(39)と再婚。2年後の1999年に息子レノンくんをもうける。だが、そのリアムに、実はパッツィとの挙式数カ月後に、歌手リサ・ムーリッシュ(40)との娘モリーが誕生していた。単なる「ホリデイ・ロマンス」じゃ済まされない。で、リサったら、「振り返ったりはしないのだ」とばかりに2003年、今度はジャンキー・ミュージシャン、ピート・ドハティ(33)との息子アスタイルくんを産んだ。そして、南アの不動産王の娘が、昨年ボクシング・デーにピートとの娘アイズリンを出産で一応終わり。レイからピートまで、子でつながる「ロック(血族)よ永遠なれ」!?